2011.6.6号
「コンサルティングという仕事/メーカー純正を使わないリスク」
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このメールは、アジル アソシエイツのお客様、
アジルアソシエイツが講演するセミナーにお越し頂いた方々、
その他の機会に名刺交換をさせて頂いた方々にお送りしています。
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「目指せ!購買改革!!」
〜調達購買マネジメント最前線〜
─────────────────────────── 2011.06.06 ─
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☆今週のメッセージVol.1「コンサルティングという仕事」
☆今週のメッセージVol.2「メーカー純正を使わないリスク」
☆6月、7月開催「調達・購買人材向トレーニングセミナー」のお知らせ
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■ 今週のメッセージVol.1「コンサルティングという仕事」
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最近あるお客様より
「限られたプロジェクトの期間ですが
社員の一人になった気持ちでプロジェクトを進めてください」
という言葉をいただきました。
当り前のことなのですが本当に嬉しく感じました。
というのは、コンサルティングという仕事をやっていると、必ずしも
そうではないからです。だいたいのプロジェクトでは最初は
「お手並み拝見」「やれるものならやってみろ」からスタートします。
そこから時間が経つにつれてお互いの信頼感が生まれてきて、
徐々にお互いの役割を認識しながら最適な進め方を見出していくものです。
場合によってはそれが見いだせないままプロジェクトが終わってしまうことも
少なくありません。
リーマンショック、震災の影響もあり、我々のビジネスも近年は
必ずしも順風満帆とは言えません。顧客も何か新しい手法を導入することよりも、
どうしてもやらなければならないことを失敗しないように実行するということを
まずは考えています。予算も限定的になっています。
過去の実績や、ネームバリューでコンサルティング会社を評価することも
ある意味やむを得ないでしょう。
そうすると自然とコンサルティング会社は売りやすいものを売ろうとします。
過去何社も実績がある枯れたソリューションや
パッケージ化された手離れがよいソリューションです。
例えば大手企業で色々試しながら体系化してきたコンサルティング手法を
中堅企業に導入する。これはこれで意味があります。
しかし、これだけで良いのだろうか?とも思います。
最近、企業の購買部の方々からお声をかけていただいたにも関わらず、
色々ご提案をさせていただいても、商談が決まらないことが増えています。
その理由として多く上げられるのは「社内で進めることになりました。」
というものです。私は企業が社内で進められるの改革であれば、
それはそれでよいことだと考えます。
よくコンサルは「時間を買う」ものであると言います。
きっちりきっちりある期間内にアウトプットを出していく、というやり方は
社内だけで進めるよりもメリットがあると言えます。ただ、それだけで
お金を払う価値があるか、と問われると何とも言えません。
自分たちでやれるのであれば自分たちでやる、至極当たり前のことです。
原点に戻り考えてみると、私がやりたかったことは
「調達・購買の世界を変える」ことであったわけで、そのために、
従来のやり方を体系化し、何十冊のレポートを発行したり、出版をしたり、
購買ネットワーク会を立ち上げたり、色々な活動をやってきました。
当然のことながら、会社を立ち上げたころは、初めて挑戦するテーマばかり
だったのです。つまり、やったことがないことに挑戦してきたのです。
私はこの思いをこれからも忘れてはいけないと思います。
一方でコンサルを雇う企業側も上手くコンサルを使って新しい手法を開拓し、
体系化し、社内で実現する、ことを考えるべきなのではないでしょうか?
以前我々は情報提供事業(有償化)に力を入れようとしました。
しかし多くの方々から「こういう情報は欲しい、あればよい、しかしそれに
お金を払うかというと今すぐに何か効果があるわけではないから難しいですね」
ということを聞きました。おっしゃる通りです。でも情報は必要なのです。
私は他に誰もやらないのであれば、我々がやらざるを得ないと思っています。
ですから今でも多くの情報を殆ど無償で提供できるようにしています。
ただそれでも費用はかかるんですよね。
私も表面的なことしかわかりませんが、米国では日本よりも上手く
コンサルティングと付き合っている印象があります。
ISM総会でもコンサルタントと企業の購買部の方が2名でプレゼンする機会も
多くありました。
そういう状況を見ていると日本の状況に何か疑問を感じてしまうのです。
私が弊社を立ち上げて来年の三月には10年を迎えます。
これからはROIや既存のコンサルティングという枠組みを超えて
「一緒に新しいことに挑戦しましょう。
社員の一員としてプロジェクトを進めてください。」
こういう環境を是非皆さんと一緒に作っていきたいと思っています。
震災で生まれ変わった日本のサプライチェーンを皆さんと一緒に
作っていきたいと思っています。
(野町 直弘)
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■ 今週のメッセージVol.2「メーカー純正を使わないリスク」
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つい先日の事です。私の乗っている車のリコールがあるとのことで、
ディーラーに持っていきました。2時間ほどかかるということなので、
自宅に戻ったところ、すぐにディーラーからTELが入ります。
「今回のリコールではCVTオイルに薬を入れるのですが、
お客様のCVTオイルは純正ではありません。純正でないと何が起こるか
分かりかねますので、まずは純正オイルに入れ替えて、
その上で作業をしたいと思います。その場合、純正に入れ替える費用は
別途頂戴する形になりますが、よろしいでしょうか。」
との事。
私としては、その場では、「寝耳に水」で理解しかねる話でした。
が、ディーラー(売り手)の立場から考えると、決しておかしい話では
ありません。
確かに、売り手の立場からすれば、メーカー純正ではない場合、
どこまで検査(補償)をすればいいのかという話になります。
このような経験は皆さん、ビジネス・プライベートを問わず
よくあるのではないでしょうか。
プライベートで多いのは車でしたり、パソコンなどによく見られます。
今回の車の事例もその一つですし、パソコンであれば
「純正でないメモリを増設した場合には、保証できなくなるケースがあります」
など、保証書などに書いてケースもあるでしょう。
また、ビジネスの場面で今最も多いのは、事務機器(プリンタ)系の
消耗品でしょう。これらの消耗品では、メーカー純正トナーだけでなく、
サードパーティーの純正品、サードパーティーのリサイクルトナーも
数多く出てきています。
リサイクルトナーはご存じの方も多いかと思いますが、価格面のメリットが
大きく取りざたされます。また、数年前のリサイクルトナーの出始めのころは
品質の問題もありましたが、現在では技術向上もあり、リサイクルトナーの
品質もメーカー純正とほぼ変わらないレベル(色見・故障率)まで
向上しています。
ですが、メーカー純正以外のトナー(リサイクルトナーなど)を使用した
場合には、メーカーの保守が受けられないケースも出てきています。
多分、保守契約の内容を見て頂くと、
「純正品を使用していない場合には、保守の対象外となる」旨が書いて
あるのではないでしょうか。
例に挙げた車にしても、事務機器(トナー)にしても、だからといって
メーカー純正を必ず使わなければいけないとは私は考えていません。
結局のところ、価格を取るか、安心を取るか、価格を取る場合には
リスクを如何に回避するかということになるのではないでしょうか。
冒頭に挙げた車の例では、私の知識・理解不足が大きな原因でした。
結局、分からないまま価格だけで飛びついてしまうことが
一番危険なことかも知れません。
今回例に挙げている車でもトナーでも、このようなリスクがあることを
知った上で、純正を使う、または、純正でない場合に保守をしてもらえる
ところを探すなど、回避策は考えられます。
皆様も色々な場面で、純正や非純正の天秤にかけながら、
取り組んでみてはいかがでしょうか。
(奥田 高太)
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■ ☆「調達・購買人材向けトレーニングセミナー」のお知らせ
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2011年6月、7月の「調達・購買人材向けトレーニングセミナー」の
開催についてご連絡させていただきます。
【基礎セミナー】
「調達・購買業務基礎」セミナー
2011年 6月14日(火)
お申込・詳細はこちら
http://www.agile-associates.com/training.html
「間接材購買基礎」セミナー
2011年 6月23日(木)
お申込・詳細はこちら
http://www.agile-associates.com/training.html
【現場学セミナー】
「見積り査定、原価計算の基本」セミナー
2011年 6月8日(水)
お申込・詳細はこちら
http://www.agile-associates.com/training.html
「実践 海外調達」セミナー
2011年 6月22日(水)
お申込・詳細はこちら
http://www.agile-associates.com/training.html
「実践 サプライヤ評価とサプライヤマネジメント」セミナー
2011年 7月 5日(火)
お申込・詳細はこちら
http://www.agile-associates.com/training.html
「サプライヤ工場の見方、改善のやり方」セミナー
2011年 7月13日(水)
お申込・詳細はこちら
http://www.agile-associates.com/training.html
「コスト削減手法と戦略ソーシング」セミナー
2011年 7月15日(金)
お申込・詳細はこちら
http://www.agile-associates.com/training.html
【購買業務改革リーダー養成セミナー】
「調達・購買実務者の意識改革」セミナー
2011年 6月21日(火)
お申込・詳細はこちら
http://www.agile-associates.com/training.html
「間接材・サービス商材購買業務改革」セミナー
2011年 7月20、27日(水) 2日間コース
お申込・詳細はこちら
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皆様のお申込をお待ちしております。
企業の個別研修をお引き受けします。
ご依頼、ご質問等々は、次のメールアドレスまで!
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- 2006.12.22号(購買農業論/バイヤーの資質「しつこさ」)
- 2006.12.08号(上司と部下のコミュニケーション/知のサプライチェーン)
- 2006.11.24号(調達・購買部門の人材育成/専門性の高い商材の購買管理)
- 2006.11.09号(原材料市況の高騰とバイヤー/バイヤー業務の難しさとは)
- 2006.10.27号(内部統制とリスクマネジメント/進化する購買ネットワーク会)
- 2006.10.13号(調達・購買業務アンケート2006を終えて/依然解決されない開発購買)