2011.2.7号
「『購買・調達に関する実態調査』報告会のお知らせ/
知識労働者とテニスチーム型組織/情報のShare/
日本電気株式会社主催セミナーにて講演のお知らせ」
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このメールは、アジル アソシエイツのお客様、
アジルアソシエイツが講演するセミナーにお越し頂いた方々、
その他の機会に名刺交換をさせて頂いた方々にお送りしています。
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「目指せ!購買改革!!」
〜調達購買マネジメント最前線〜
─────────────────────────── 2011.02.07 ─
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☆今週のメッセージVol.1「『購買・調達に関する実態調査』報告会のお知らせ」
☆今週のメッセージVol.2「知識労働者とテニスチーム型組織」
☆今週のメッセージVol.3「情報のShare」
☆今週のメッセージVol.4「日本電気株式会社主催セミナーにて講演のお知らせ」
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■ 今週のメッセージVol.1
□ 2010年度 「購買・調達に関する実態調査」報告会
■ “海外調達を積極的に推進する日本企業” のお知らせ
■□……………………………………………………………………………………
株式会社アジルアソシエイツと社団法人日本能率協会が2010年に実施した
「購買・調達に関する調査」の報告会を開催します。
原材料・素材の価格が依然として高騰しているなかで、
企業のコスト競争力に直接寄与する購買・調達部門の実態調査を行い、
購買・調達部門の課題や将来に向けた施策を探っています。
<報告会の概要>
日 時:<東京>2011年3月17日(木) 14:00〜17:00
<大阪>2011年3月 7日(月) 14:00〜17:00
プログラム:2010年度「購買・調達に関する調査」報告
1)材料高騰と部品逼迫に苦悩する日本企業
2)安定調達と海外調達に取り組む調達・購買部門
3)海外調達拡大に挑む調達・購買部門 ・・・他
場 所:<東京>東京プリンスホテル(東京都港区芝公園)
<大阪>日本能率協会 研修室(大阪市北区梅田)
講 師:株式会社アジルアソシエイツ 取締役 坂口孝則
参加料:5,000円/1名(報告書代込み)
報告書のみの購入は3,000円/1冊となります。
セミナー詳細およびお申込みはこちら
http://school.jma.or.jp/search/detail.php?seminer_no=2054
※アンケート回答企業様にはご招待状を別途郵送しております。
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■ 今週のメッセージVol.2「知識労働者とテニスチーム型組織」
□
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先日、2011年に入って初めての(記念すべき30回目の)
購買ネットワーク会があり、「2011年を読み解く会」と銘打った会で
パネラーをやりました。
私は昨年から今年にかけて日本は第三の開国期(パラダイス鎖国からの)であり、
第三の開国期にバイヤーはより重要な役割を果たすようになる。
そこで求められるものは「全体最適化能力」「サプライヤーを見極める力」
「超人間力」の三つのキーワードである、という話をしました。
また組織としては求められる人材が「二極分化」することと、
「テニスチーム型組織」が望まれる、ということを言いました。
こういうことを色々と考えていて、私は1993年に出版された
ピーター・ドラッカーの「ポスト資本主義社会」を思い出しました。
その本が出版されて既に約20年が過ぎようとしていますが
改めて本を読み返してみるとびっくりする位、今の世の中に当てはまります。
ドラッカーは資本主義社会の次に来るのは知識社会(Knowledge Society)であり、
知識社会においては一部の知識労働者と知識労働者をサポートする
多くのサービス労働者に分かれる、と著書で言っています。
また産業革命以降の高度に専門分業化した組織形態に対して、
専門知識の重要性は増すものの、知らなければならない知識が
広がっていくとも言っています。
また、組織形態は野球チーム型からサッカーチーム型へ、また将来的には
テニスチーム型の組織が望まれると述べています。
野球チームとはご存知のように、攻め手と守り手が決められ、
攻め手もバッターは打順、守り手も守備位置で役割分担が極めて明確な
チームです。野球チームは分業することで専門性を高め効率化を図る
云わば多量生産型組織です。
一方でサッカーチーム型は一応守備範囲や役割は決まっているものの、
野球ほど専門化されていません。つまりディフェンスやゴールキーパーが
シュートできないか、というとそうではありません。
ただ守備が得意なメンバー、攻撃が得意なメンバー、パスが得意なメンバーは
それぞれポジションが決められていて、その役割分担に基づいて攻守を行います。
最後のテニスチーム型はテニスのダブルスチームです。
テニスのダブルスは2人一組ですが、2人ともサーブを行います。
また2人ともレシーブを交代で行います。またボレー、スマッシュも
2人ともやります。このように共通した技術を持ち、プレーをしています。
しかし当然テニスにおいてもそれぞれのメンバーには
それぞれの得意な技があるのです。やはりスマッシュやボレーが得意な人間と
サーブが得意な人間がペアになった方がより力が発揮できます。
このように殆ど一人で回せるような技術を持ちながらある分野が
専門(得意)である、そういうメンバーの集まった組織が
テニスチーム型なのです。
翻って考えると、今必要とされている調達・購買組織は
正にテニスチーム型なのです。
従来のバイヤーはあまりにも高度に専門化された領域の中で
特にコストに対する専門性のみ追求していきました。
しかし、今後はコストだけでなく、経営的な視点から企業を見極める、
現場に入り改善を進め品質の作り込みを行う、このような幅広い能力が
必要になってくるのです。
知識社会においてはサービス労働者の職は今後海外に奪われていきます。
我々が考えなければならないのは如何に知識労働者を育て、
その人たちと多くのサービス労働者を有機的なチームで活用していくか、
ということです。
そういう点で20年前からこのような社会が来るという予言をした
ドラッカー博士の先見性と良書の素晴らしさに改めて感心させられると共に、
時代の転換点にいるということを実感している今日この頃です。
(野町 直弘)
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■ 今週のメッセージVol.3「情報のShare」
□
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先週の月曜日に外資系企業のバイヤー牧野氏と弊社の坂口が発行している
有料メルマガ「ほんとうの調達・購買資材理論」にて、
「Share」をキーワードとした新たな共同購買の形が提言されていました。
詳細は上記メルマガに譲りますが、「Share」により単価が上がり、
総支出費用が下がるそのような「共同購買」ができるのではないかという
新たな提言です。
確かに今、「Share」、「共同」は一つのキーワードになっています。
一般消費者を見ると、「ルームシェア」「カーシェアリング」など
だいぶ一般化してきましたし、年末に話題を集めた「グルーポン」なども
消費者参加型の共同購入の形として世の中に定着してきています。
企業では、IT関連におけるSaaS(SoftwareAsService)が
一つの事例と挙げられます。複数企業の利用環境をシェアすることで、
顧客企業は利用料金を下げることができます。
また、人事・総務などの間接業務をグループ内子会社に集約する
「シェアードサービスセンター(SSC)」や外部事業者に依頼する
「ビジネスプロセスアウトソーシング(BPO)」を利用している企業グループは
増加の一途をたどっています。これは、間接業務をグループ内/外で集約し、
人件費の削減・専門化を図る効果があるでしょう。
このSSCやBPOや共同購買などのShareの流れは購買領域も例外ではありません。
企業間を跨いだ共同購買の流れは色々な領域で進み始めています。
また、受発注業務をSSCに集約する企業もあります。
間接材の領域では、アクセンチュアやIBMなどのコンサルティング会社や
アスクル(SOLOEL)やソフトバンクBB(PurchaseOne)などがBPO事業者として
受託しているケースも徐々に出てきました。
前回のメルマガでも一部書きましたが、この流れが進んでいく事は
間違いがないと言えるでしょう。
では、1人のバイヤーの視点で見た場合、Shareの流れは企業の方針として
進める事であり、何もできる事がないのでしょうか。
決してそのような訳ではないと思います。私が購買領域で一番足りてなく、
必要であると感じるのは、様々な利害関係者間での情報のシェアです。
例えば、一企業の中で「拠点間での価格情報・サプライヤ情報」は
共有できていますか?1工場・1事業所内で他部門との
「サプライヤ情報や納入情報など」は共有できていますか?
サプライヤと「生産計画や社内評価、購買方針」など共有できていますか?
そもそも購買部門内で「必要な情報のシェア」はできていますか?
拠点間の情報共有でいえば、コンサルティングの現場での話をお伺いしたり、
新聞記事などから見ても、まだまだできていないという企業が
少なくないという事が言えるのではないでしょうか。
また、先日お話をさせて頂いた大手企業でも、
初めての「購買方針説明会」を行う旨のお話を伺いました。
そこからもまだ「サプライヤとの情報シェア」が足りていない企業が
少なくないように感じています。
1人の担当者としてみた場合、企業の方針として行うような「共同購買」や
「BPO・SSC」などの流れを左右させることは確かに難しいかも知れません。
しかしながら、自分自身がきちんと情報の「シェア」を
できているのかという事を考えて頂きたいのです。
情報の「シェア」はバイヤー、購買部門、社内関係部門、サプライヤなど
様々な利害関係者にとって重要なものになると思います。
是非、積極的な情報のシェアをしてみてください。
弊社もメールマガジンやレポート、コンサルティングやトレーニングなど
色々な事業を通じて、皆様と情報のシェアをしていきたいと思います。
メールマガジンやレポートなど是非感想を頂ければ幸いです。
(奥田 高太)
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■ ☆今週のメッセージVol.4
□ 「調達におけるクラウドサービスの活用」セミナーにて講演
■ 主催:日本電気株式会社
■□……………………………………………………………………………………
日本電気株式会社主催
「調達におけるクラウドサービスの活用
〜間接材購買のスリム化・コスト削減秘策〜」セミナーを開催いたします。
同セミナーにて「間接材購買の動向とシステム導入企業の成功例」をテーマに
弊社マネージャーの奥田が講演します。
当セミナーでは間接材購買の基本的な考え方から、
購買システムのトレンド、システム化のポイントなどについて
成功事例を交えながらお話します。
間接材を管理したいがどのように手をつけていいのか分からない方、
システム化を考えているが不安をお持ちの方などにとっては
理解を深める良い機会です。
多くの皆様のご参加をお待ちしております。
<開催要領>
日 時:2011年 2月 18日(金)14:30 〜17:00 (受付開始14:00)
場 所:プロミティあつぎビル8F会議室
(小田急線「本厚木駅」北口徒歩5分)
参加料:無料
主 催:日本電気株式会社相模支店
協 賛:株式会社アジルアソシエイツ
セミナー詳細およびお申込みはこちら
http://www.nec.co.jp/seminar/110218sagami
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- 2008.04.18号(いけてるバイヤー、いけてないバイヤー/人材育成セミナーに参加して考えたこと)
- 2008.4.4号(トータルコストの最適化/無駄を生み出すバイヤーの弊害)
- 2008.3.21号(小売バイヤーと製造購買に求められる資質の違い/バイヤーの新しい職場)
- 2008.3.7号(現場学と物語/賃金格差とバイヤー評価)
- 2008.2.22号(時間を買う!/成果を上げるバイヤーの条件?事業責任者と対等に話ができること?
- 2008.2.8(購買・調達の世界を広めるための試み/バイヤーにとって必要な能力
- 2008.01.25号(GEとトヨタの共通点とは?/バイヤー交渉について)
- 2008/1/4号(バイヤーに万歳を!/成長するバイヤーの条件)
- 2007.12.14号(バイヤー対統計学/サブプライムローンとサププライチェーンの共通項
- 2007.11.30号(プロフェッショナルバイヤー考/調達とM&A ?バイヤーの新しい職域?)
- 2007.11.16号(何故私は購買コンサルンタントになったのか?/CXエンジン選定について)
- 2007. 11.02号(マネジメントが変わらないと購買は変わらないのか?/購買業務の分業体制)
- 2007.10.19号(購買・調達力の強化が会社を救う/今時の購買課長)
- 2007.10.05号(カリスマバイヤー/仮発注撤回記事を読んで思うこと)
- 2007.09.21号(日本人バイヤーの競争相手/調達・購買部門の問題は人手不足なのか?)
- 2007.09.07号(開発購買考/食のサプライチェーンとサプライヤ評価)
- 2007.08.24号(環境物流について思うこと/バイヤー冥利に尽きる)
- 2007.08.10号(バイヤーの特性/集中購買は何故進まないか?)
- 2007.07.30号(バイヤーの特性/集中購買は何故進まないか?)
- 2007.07.17号(サプライヤマネジメントの重要性/サプライヤの顔が見えるということ)
- 2007.06.29号(これからのバイヤーに要求される能力/企業の構造改革は進んだのか?)
- 2007.06.15号(ものづくりの技術革新とバイヤー/購買BPOへの期待)
- 2007.06.1号(開発委託の調達/調達・購買戦略)
- 2007.05.21号(購買コスト削減とPL/レアメタル調達について)
- 2007.05.02号(供給リスクマネジメントについて/購買を変えるムーブメント)
- 2007.04.27号(コスト削減のこつ)
- 2007.04.13号(ルールと柔軟性?購買業務の今と昔?/バイヤーらしさ)
- 2007.03.30号(コスト削減の大事なポイント)
- 2007.03.16号(購買部の2007年問題/ものづくりにとって重要なこと?構内請負の記事を読んで考えたこと?
- 2007.03.02号(購買部は必要か?/公共調達のあり方について?最高裁の調達プロセス?)
- 2007.02.16号(調達購買マネジメント本の発表その2/徒弟制度とバイヤー教育)
- 2007.02.02号(購買リスクマネジメント)
- 2007.01.19号(都会のバイヤーと田舎のバイヤー/共同調達を成功させる方法)
- 2007.01.05号(調達購買マネジメント本の発表)
- 2006.12.22号(購買農業論/バイヤーの資質「しつこさ」)
- 2006.12.08号(上司と部下のコミュニケーション/知のサプライチェーン)
- 2006.11.24号(調達・購買部門の人材育成/専門性の高い商材の購買管理)
- 2006.11.09号(原材料市況の高騰とバイヤー/バイヤー業務の難しさとは)
- 2006.10.27号(内部統制とリスクマネジメント/進化する購買ネットワーク会)
- 2006.10.13号(調達・購買業務アンケート2006を終えて/依然解決されない開発購買)