第60回 音

先日、屋外で、狂言と能を見る機会がありました。

舞台から、少し離れていた事もあり、動きなどはあまり見えませんでしたが、
音声だけは、スピーカーで聞こえる状態でした。

その際に、声や、楽器など、音だけで十分に感動を覚え、
改めて、音、音楽が人に与える影響の大きさを感じました。

音楽は、高齢者や事故などの後遺症に悩む方、障害者の方など、
さまざまな対象者に対する治療法として活用されるなど、
影響力が大きい事が分ります。

プレゼンテーションなど、他人に何かを伝える際に、
視覚も重要ですが、「音」という要素も大きいのではないでしょうか。

これまでで、印象に残っているプレゼンテーションを、
考えてみると、音もよみがえってきます。

説得をしたい箇所、安心感を与えたい個所など、
音と言う効果を用いる事で、より人の心に響いてきます。

プレゼンテーションに限らず、普段の生活で音に接さない事は無いため、
何かしらの影響を受けているのではないでしょうか。

一度、身の回りの音を集中してみて、聞いてみては如何でしょうか。

普段意識しない音から、安心感などを得られるかもしれません。

話は変わりますが、先日の健康診断結果で高めの数値がありました。
数値を下げれる音楽療法があれば良いのですが・・・

2010年10月
大石