2010.7.16号
「超入手困難/ユニフォームや作業服の不思議」

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        「目指せ!購買改革!!」     
      〜調達購買マネジメント最前線〜
─────────────────────────── 2010.7.16──

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 ☆今週のメッセージVol.1「超入手困難」
 ☆今週のメッセージVol.2「ユニフォームや作業服の不思議」
 ☆「調達購買マネジメントからのお知らせ」
 
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■ ☆今週のメッセージVol.1「超入手困難」
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潮目が急変したというか、最近の調達・購買関連のホットなトピックは
「超入手困難」です。

先日ある調達部門長が多く集まった研修会に参加する機会がありました。
またつい先頃行われた購買ネットワーク会でも多くのバイヤーから、
「部品が入らなくて困っています。」という声が多く聞かれました。
それも一部の電子、電気部品や汎用品だけでなく、
素材やカスタム品など多くの領域に「超入手困難」が広まっています。
原因はそれぞれの品目毎に微妙に異なるようですが、
一言で言ってしまうと「供給力不足」です。
これはリーマンショックで急激に減った需要に合わせて
生産能力調整を進めていったところ、
今年の前半から新興国を中心に景気が回復し、
その後日本企業の生産回復が始まった段階では
もう供給能力に余力がありません、ということのようです。
その上中国での工場ストも影響を与えているようです。

このような状況を象徴するようなニュースが今週飛び込んできました。
「日産自動車がエンジンコントロールユニット(ECU)の納期遅れにより
国内4工場で3日間ラインを停止する。
複数車種で約1万5000台分の影響が出るとのこと」
私も自動車会社出身なので、完成車メーカーのラインを停止することが、
どれだけ凄いことか理解しています。それを3日も停止する。驚きました。
そしてもっとびっくりしたのが次の日の新聞での情報です。
「ECUの納期遅れの原因は欧州半導体S社のカスタムICの
供給不足が原因であり、S社はECUメーカーに対して
契約数量の2/3しかできないことを一方的に通告してきた。
ECUメーカーも原因究明にあたっているがS社から納得できる説明がない。
S社の主要顧客リストには、今回のECUメーカーの名前がない。」
ようするに原因が分からないので解決する兆しがないのです。

今回のような超入手困難の事案に対してどのような対応をすればよいか、
というものが調達リスクマネジメントという考え方です。
但し、どんなITシステムも業務手法もこのような状況が
起きてしまった後では根本的な対応策にはなり得ません。
また事前の策としても、マルチソース化や標準化のような
実現するのに多くのコストや手間が必要なリスク軽減策しかないのが実態です。
今回購買ネットワーク会でもこのような「超入手困難」な状況を
どう解決すればよいか?というディスカッションを
多くのバイヤーさんと行いました。
やはりマルチソース化、標準化、長期契約化、
フォアキャスト情報の共有、買取契約などの対策案がでてきたのですが、
その中で営業出身の若手バイヤーの方から興味深い話がありました。
「多くのバイヤー企業は値下げをしてくれ、
とか短納期対応をしてくれ、とか要求しかしない。
営業の立場から言えば、買い手企業が何をしてくれるのか、
自分の会社にとってこの会社と取引することに
どのような長期的な意味があるのか、を考えている。それがなければ、
優先的にモノを回すことなんてしない。」ということでした。
「超入手困難」の状況下、優秀なサプライヤから
モノが買えるような関係性を作っておく、
つまりサプライヤマネジメントの重要性をそのバイヤーさんは
自らの経験から話してくれたのです。
このように「超入手困難」に対する有効な対策の一つは
「サプライヤとの関係性つくり」であることを再認識しました。
同時に、このような関係性は今作ろうとしてもできないのです。
皆が需要が減り、苦労していた一年前に
このような関係性を作れてなければダメなのです。

供給リスクマネジメントは言いかえれば
二次サプライヤの状況も含むサプライヤ情報の把握であり、
サプライヤとの関係性作りそのものなのです。

(野町 直弘)

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■ ☆今週のメッセージVol.2「ユニフォームや作業服の不思議」
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間接材のコスト削減を支援する際、
品目毎の支出額を調べて削減の可能性を検討するのですが、
そのとき比較的に上位にくるものの、なかなか手が出せないものに
ユニフォームや作業服といったものがあります。

私が携わったお客様の大半で
歴史の長い企業であればあるほど
ユニフォームや作業服は、有名百貨店製あるいは国内ブランド品であり、
多くの担当者がここまで良いものでなくてもと思いながら
「昔からの慣習で、、」「購買部は管轄外で、、」
ということでそのままにされているケースが多いようです。

確かに、毎日着るものなので、
ある程度良いものを身につけたい気持ちもわかりますし
外部の方の目にも映るものなので、
完全な消耗品とは割り切れないもだとは思います。

ただ、担当者や従業員でさえも、「別にここまで良いものでなくても、、」
と思っている人は多いものです。

近年、聖域なきコスト削減をしている企業が多いようでしたが
ユニフォームや作業服のサプライヤを見ると、
どこまで真剣にコスト削減の見直しをやったか
跡が見れるように思います。

皆さんの企業のユニフォームや作業服はどちらの製品でしょうか?
一度、タグを見てみるとよいかもしれません。

(田中 亮)

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■ ☆調達購買マネジメントからのお知らせ
■   「購買サービス」〜「お試し用」ページを新設!〜
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