2010.4.23号
「何故サプライヤマネジメントは重要なのか?/信じられない価格のiPad」
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「目指せ!購買改革!!」
〜調達購買マネジメント最前線〜
─────────────────────────── 2010.4.23──
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☆「購買サービス」のご紹介
☆今週のメッセージVol.1「何故サプライヤマネジメントは重要なのか?」
☆今週のメッセージVol.2「信じられない価格のiPad」
☆アジルレポート発行のお知らせ
☆本メールが正しく受信されない方へのお知らせ
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■ <ご存知でしたか?>〜「購買サービス」のご紹介
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<ご存知でしたか?>〜「購買サービス」
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■ ☆今週のメッセージVol.1「何故サプライヤマネジメントは重要なのか?」
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先月のメルマガの「公共調達と民間調達」で
「公共調達では『案件化』という考え方が希薄であり、
つまり継続的な取引ではなく各契約毎の購買・調達になっているため、
サプライヤマネジメント(どういうサプライヤとどういう関係性を
築いていくか?)という考え方自体必要が希薄である。」と述べました。
これは公共だけの話ではなく民間でも
「何故、サプライヤ評価が必要なのか?」というような声が聞かれます。
これは本来のサプライヤマネジメントの意義を
理解していないことが原因であると考えています。
それではサプライヤマネジメントの意義とは何でしょうか?
まず本題に入る前にサプライヤマネジメントの定義について述べます。
サプライヤマネジメント=サプライヤ評価ではありません。
またサプライヤ戦略もサプライヤマネジメントを構成する
一要素でしか過ぎません。
サプライヤマネジメントとは公正なサプライヤ評価による
サプライヤ戦略に基づいてサプライヤを不公正に扱うことです。
ポイントは「公正な評価」に基づく「不公正な関係性つくり」です。
つまり「評価→点数が高いところにはエコひいきするという戦略→傾斜発注」
というのがサプライヤマネジメントの正しいサイクルなのです。
ですがこれが何で重要なのでしょうか?
多くのバイヤーはサプライヤと日々価格交渉等で戦っています。
中には戦うことが自分の仕事だと思っているバイヤーもいます。
しかし多くのサプライヤはバイヤーと戦いたいと思っていません。
それよりも継続的かつ安定的な仕事が欲しいと思っています。
優秀なバイヤーはサプライヤと対立することよりも
合意することが上手い人です。
彼らはサプライヤが継続的かつ
安定的な仕事が欲しいということを理解しています。
また彼らは良いサプライヤと中長期の信頼関係を築きたいと考えています。
中長期の信頼関係はお互いの競争力強化を前提としています。
買う側も売る側もある緊張関係の中で
常に切磋琢磨できるような環境にあったならば、
こういう関係自体が企業全体の競争力強化に益々寄与していきます。
このような関係性つくりが正にサプライヤマネジメントなのです。
滋賀県にある大手精密機器メーカーさんの地域製造会社では
上記のような取組をすることで大きな効果を実際に上げています。
彼らは限定された約20社の取引先(自発的に買い手企業と
そういうタイトな関係になることを望んだ企業です)とともに
現場改善の活動を数年前から進めました。
結果的には3年間でこれら約20社の取引先さんへの発注比率は
従来6割程度であったものがほぼ100%に増え、
またコスト目標の達成率も大幅に向上しました。
当然のことですが、これは20社以外の取引先とも競合した結果です。
このようにサプライヤマネジメントとは単なるコンセプトだけではなく、
実際に効果を上げるための手法なのです。
ですからその重要性や意義は言うまでもないのです。
一方で過度なエコひいきや緊張関係のない協調関係は害にしかなりません。
協調と緊張のバランスを取りながら
サプライヤさんとの新たな関係性を作り出す、
実際の効果を上げていくことが重要なポイントなのです。
(野町 直弘)
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■ ☆今週のメッセージVol.2「信じられない価格のiPad」
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先日、米国でApple社のタブレット型パソコン「iPad」が発売されました。
これに合わせて、「iPad」を分解して
どこのメーカーの部品を使用しているかを紹介するニュースや
記事を幾つかテレビや新聞で目にしました。
これらのニュースの主旨は下記のようなものでした。
・iPadでは日本の電子部品メーカーのシェアは、
iPhoneと比較し相対的に地位が低下し、
台湾や韓国の電子部品メーカーが台頭している。
・タッチパネルなど日本企業が技術面で優位であった分野でも
台湾や韓国メーカーが台頭している。
・日本のメーカーは4社のみで、さらに大半はメインサプライヤではない。
・iPadでは最先端や特殊な部品は少なく、
低価格で製造・販売できる部品構成になっている。
このことをAppleの調達サイドから考えると、
以下の調達方針が明確に伝わってきます。
・汎用的な部品を使用することで、低価格で部品調達をする。
(競争環境の構築、ボリュームメリットを活用する)
・汎用的な部品を多く使いながら、優れた製品を製作する。
(開発購買をきちんとおこなう)
・製品の販売増・普及に応じて、
さらなるボリュームメリットを活かした低価格での部品調達を可能とする。
(量産化効果による、さらなる調達コストの低減をおこなう)
・優良な新興サプライヤを調達先として組み入れる。
(グローバルに優良な新規サプライヤの探索・取り入れをおこなう)
ちなみに、Appleのサイトをみると
「iPad」には次のような標語が掲載されています。
「iPad 革命的で魔法のようなデバイス、しかも信じられない価格で」
革命的で信じられない価格のこのデバイスも、
調達サイドで行っていることは
「王道」といえる内容と言えると思いますが、
「徹底」されている点が優れていると思った次第です。
(田中 亮)
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■アジルレポートVol.13
■「製造業の研究所運営における購買統制
■ 〜外部支出の適正化に向けて〜」発行のお知らせ
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アジルアソシエイツが定期的に発行しているレポートのご案内です。
本レポートでは、多くの製造業の研究所がお困りの支出適性化に向けた
購買統制の進め方を整理しています。
企業の研究所運営に携わる方はご一読下さい。
レポートダウンロードはこちら
http://www.agile-associates.com/2010/04/vol13.html
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