2010.1.4号
「年頭挨拶/セミナー開催のお知らせ」

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アジルアソシエイツが講演するセミナーにお越し頂いた方々、
その他の機会に名刺交換をさせて頂いた方々にお送りしています。

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        「目指せ!購買改革!!」     
      〜調達購買マネジメント最前線〜
──────────────────────────2010.01.04────

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 ☆今週のメッセージVol.1「年頭挨拶」
 ☆今週のメッセージVol.2「セミナー開催のお知らせ」

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■ ☆今週のメッセージVol.1「年頭挨拶」
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皆様、明けましておめでとうございます。

アジル アソシエイツ野町です。

2008年の秋口からのリーマンショックを発端とした景気低迷の波は
2009年一杯回復の兆しが見えないままでした。
2009年は民主党への政権交代があり
それに続く事業仕分けでも「やめる」「止める」「買わない」という
支出抑制が話題の中心となりました。

一方民間においても昨年度の調達・購買部門アンケート調査結果で91%の企業が
「全社コスト削減活動」を推進しており、
活動主体は経営企画やプロジェクトが中心で、
主たる削減費用は「人件費」というような状況になっています。

つまり昨年一年間は「買い控え」の年、と言ってもよいでしょう。

さて今年はどのような年になるでしょうか?

政権交代を受けての従来の箱モノ中心の事業構造からの転換は言うまでもありません。
一方で、昨年のようなデフレ・縮小均衡型の経済がいつまでも続くとは思えません。

かたや中国の従来型産業でのプレゼンスは益々高まっていきます。
日本企業はより一層厳しくなるグローバル競争環境下、
新しい基軸での競争力強化を図らざるを得なくなります。
「環境」「IT」「ボランティア」「介護」「シルバー」「医療」「育児」「人材」等
様々な新しい基軸がでてくることが予測されます。

今年はこのような様々な新しい基軸の兆しが見えてくる年になると思っています。

新しい基軸での大競争時代には「買い控え」ではなく
「良い買いモノ」が重要になります。

つまり「モノを買う」ことを「技術」として捉え、
「モノを買う技術」により継続的なコスト最適化を実現することが
企業の競争力につながるのです。

また単にコスト最適化だけでなく、
「モノを買う技術」をあらゆる場面で活かす企業がでてくるでしょう。
既存の購買業務という範囲を超え、
物の価値を見極めるプロとして戦略的アライアンス、事業買収、
事業立上げや発展に貢献するための基礎技術力として捉えられ
購買・調達経験をエリート人材育成に活用するという企業や、
より戦略的な機能・部門として位置づける企業も増えていくことでしょう。

ますます調達・購買部門の役割の重要性は増していきます。

「買い控え」から「良い買いモノ」へ。
「モノを買う技術」をテコにした競争力強化へ。

今年は面白い一年になりそうです。

本年もよろしくお願い申し上げます。

2010年1月1日

株式会社アジル アソシエイツ
代表取締役社長
野町 直弘

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皆様、新年明けましておめでとうございます。

アジル アソシエイツ江本です。

「不景気になっても志さえしっかりと持っておれば、
それは人を育てさらに経営の体質を強化する絶好のチャンスである。」

これは、故:松下幸之助の言葉ですが、
まさに実践できている会社は不況を乗り切り、
2010年は飛躍元年になるのではないかと感じます。

マクロ経済の観点からは、
2010年は世界経済で実質GDP3%の回復が予測されていますが、
米国、ユーロ圏、日本といった先進国の経済成長率が2%前後と低水準です。
日本国内産業としては、外需依存の回復傾向が続くとみられていますが、
飛躍元年の年とするためには、もう少し我慢が必要かもしれません。

このような転換期を迎えるにあたって、
景気のどん底の痛みを忘れずに企業および各社員が引き続き
「正しい姿勢」を維持することが必要です。
会社におけるコスト削減にしても、
「効果がでたからよしとしよう」
「やり尽くしたからこれ以上成果はあがらないだろう」ではなくて
「正しい姿勢」を維持するためにも継続することが重要です。

「正しい姿勢」を実践している例として、
プロ野球に入団した菊池選手とイエローハットの創始者である
鍵山氏の話を挙げさせていただきます。

西武ライオンズに1位入団した菊池選手は入団会見で、
「球速や変化球より、野球に対する姿勢を大事にしてきた。それが長所。」
と発言していました。
普通は、「150kmを超す速球です。」といったようなことをいう選手が多い中、
この言葉には大いに感銘をうけ、
こういう選手は長く活躍するのだろうと思いました。
菊池選手は高校3年間、朝一番でトイレ掃除をしていたということですが、
皆一番嫌がることをやり抜くことで「正しい姿勢」を保ったのだと思います。

また、イエローハットの創始者である鍵山氏の講演会で、
鍵山氏は「世界中のトイレ掃除をしている。」と話されていました。
創業当時、社員も必死に頑張っているが業績が一向によくならないときに
鍵山氏は朝一番でトイレ掃除を始めました。
社員は「こんな状況で社長は何やっているのだ。」という目でみていたそうですが、
社長の姿勢をみて次第に参加するようなりました。
その後、不思議と社内雰囲気も良くなり業績も良くなったそうです。
鍵山氏は「トイレ掃除は自分磨きだ。」とおっしゃられていましたが、
まさに「正しい姿勢」を保っている方は、
どんな環境でも生き抜く力があるのだなと感じました。

今年一年も自分自身が「正しい姿勢」を保つとともに、
お客様企業およびお客様1人1人の飛躍元年とするためにも、
少しでも「正しい姿勢」を保つお手伝いをいたしますので、
本年もよろしくお願い致します。

2010年1月1日

株式会社アジル アソシエイツ
取締役
江本 真一

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■ ☆今週のメッセージVol.2「セミナー開催のお知らせ」
■  「 モノを買う技術 」 〜 継続的なコスト削減の仕組みづくり 〜
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昨今の景気低迷から、ますます経営層のコスト削減への期待は高まっています。
大事なことは一時的なコスト削減の実現ではなく、
継続的なコスト削減・支出最適化の仕組みをつくることです。
『モノを買う技術』を企業内に定着させることで
、継続的なコスト削減・支出最適化の仕組みをつくることができます。
本セミナーでは、「ほんとうの調達・購買・資材理論」や私塾の人気講師であり、
現役カリスマバイヤーである小南様からお話を頂きます。
またアジルアソシエイツより『モノを買う技術』についてお話させて頂きます。
なお、セミナー修了後に簡単な懇親会をご用意させていただいておりますので、
合わせてご参加下さい。

■開催要領
 日 時:2010年2月12日(金) 15:00-17:30 (セミナー修了後、懇親会)
 会 場:TKP大手町カンファレンスセンター WESTカンファレンスルームC 
 定 員:50名
 費 用:3,000円

■セミナープログラム
「ほんとうのモノを買う技術  〜手法の一歩先行く調達技術論〜」
   日本ムーグ株式会社 サプライチェーングループ
   サプライヤー・デベロップメント
   マネージャー 小南 卓 様

「モノを買う技術 〜継続的なコスト削減の仕組みづくり〜」
   株式会社アジルアソシエイツ 
   代表取締役社長 野町 直弘


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