2009.7.17号
「アジルアソシエイツの信条/身の回りにはコスト削減の跡/セミナー開催のお知らせ」

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このメールは、アジル アソシエイツのお客様、
アジルアソシエイツが講演するセミナーにお越し頂いた方々、
その他の機会に名刺交換をさせて頂いた方々にお送りしています。

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        「目指せ!購買改革!!」     
      〜調達購買マネジメント最前線〜
──────────────────────── 2009.07.17 ───

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  ☆今週のメッセージVol.1「アジルアソシエイツの信条」
  ☆今週のメッセージVol.2「身の回りにはコスト削減の跡」
  ☆今週のメッセージVol.3
    「製造業向け調達・購買業務強化セミナー」開催のお知らせ

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■ ☆今週のメッセージVol.1「アジルアソシエイツの信条」
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以前メルマガでジョンソン&ジョンソン社や
トヨタ自動車のクレド(信条)について書かせていただいたことがありました。

昨今の先行き不透明な世の中だからでしょうか?
最近はこの「信条」の重要性についてよく耳にする機会があります。
私もアジルアソシエイツを立ち上げて7年になるのですが、
節々でこの「信条」の重要性を感じることが多々あります。
申し上げるまでもなく「信条」とは、わかりやすい「行動指針」です。
「行動指針」は年月を経ても変わりませんし、変えるものでもありません。
一方で企業としての
「ドメイン(事業領域)」「戦略」「計画」などの方針は陳腐化します。
経営環境によって変えるべきものであり、変わって当然なものとも言えます。

逆に企業として、個人として「変わらないもの」「変えてはいけないもの」を
より大切にしなけらばならない時代になっているのではないかと思っています。

今回は購買・調達ネタとはちょっと離れますが、
弊社の信条についてご紹介させていただければと思っています。

アジルアソシエイツの信条は以下の5つです。

1.やりたいことがやれる会社
−やりたいことがやれるとは即ち、やりたいことがあり、それをやること−

2.言いたいことが言える会社
−言いたいことが言えるとは即ち、言いたいことは必ず言うこと−

3.プロフェッショナルとしての独立性とプライドとチャレンジ
−独立性、中立性を持ち、プロとしてのプライドを持って、
 常に新しいこと、難しいことにチャレンジする−

4.愚直に徹底的にやりぬく
−一度やると決めたこと、やると宣言したこと、
 決まったことはどんな困難があっても愚直に必ずやりぬく−

5.個人の尊重と組織への貢献
−個々人を尊重する、ただし互助精神を持ち、
 個人の力を組織の力につなげていく−

くどくどとご説明することは省略させていただきますが、
元々私が会社を立ち上げる時から思っていた
「理想の会社像」
−言いたいことが言えて、やりたいことがやれて、
 そこそこ儲かっている会社−
 という思いを発展させ5つの信条として昨年の秋にまとめたものです。

実はこの信条をまとめる際に社員各人と話をする機会を持ちました。
社員がそれぞれ会社に対して何を期待し、どのような会社にしていきたいのか、
また皆が働く上で大切だと考えている普遍的なものが何なのか、
このような会話の中からでてきた私自身の「気づき」は
「皆同じ思いを持っているんだな」ということでした。

つまり、アジルアソシエイツの信条は私の思いであり、
社員全員の思いであり、行動指針であるということです。

言葉にするとものすごく簡単に思えますが、
行動指針として考えるとこの5つはなかなか曲者です。
私自身どこまで守れているのか、正直自信がありません。

特に
3.プロフェッショナルとしての独立性とプライドとチャレンジ
  →いつもチャレンジしているか?
4.愚直に徹底的にやりぬく
  →やると決めたことを、なあなあではなくちゃんとやり抜いているか?
5.個人の尊重と組織への貢献
  →互助精神を持ち、個人の力を組織の力につなげているか?

うーん、難しいですね。

私など特に「5.個人の尊重」というのは厄介な課題です。
自分なりに社員皆さんをプロフェッショナルとして尊重しているつもりですが、
知らず知らずのうちに
「気をつかっていない」「ひどいことを言っている」自分がいます。

できている、いない、守れている、いないはともかく、
この5つの弊社の「信条」については
私はたいへん素晴らしいものだと自信を持っています。
また「信条」はポスターにしてオフィスに貼ってありますし、
名刺大のカードにして社員全員が持っています。
また私の名刺の裏面には「信条」が印刷されています。

“アジルアソシエイツとはどういう会社なんですか?”と聞かれた時に
「こういう5つの信条を持つ会社です」
と答えられるようにいつも準備はできています。

(野町 直弘)

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■ ☆今週のメッセージVol.2「身の回りにはコスト削減の跡」
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最近、身の回りでコスト削減の跡を見受ける機会が増えているように思います。

たとえば
・ロードサービスの携帯用の会員券
 以前は、切り込みが入って手で切り離せたのが、切込みが無くなり、
 ハサミで切り離さなければならなくなった。

・クリーニングの会員券
 年度更新したら、紙厚もコーティングも薄くなった。

・ペットボトル
 容器がモデルチェンジし、軽く・薄くなった。
 持つと凹むので注ぎにくいです。

・ファーストフードの持ち帰り用の袋
 黙っていても貰えたのが、頼まないと貰えなくなった。

・ある通販ショップの納品書
 電子メールで発送済通知を行い、紙の納品書をつけなくなった。
などなど。

気がつくのは、以前であれば顧客の利便性や満足度はなるべく維持しながら
コスト削減を行っていたのが、今見られるのは、明らかに
顧客の利便性や満足度を一部落としてでもコスト削減をしている点です。

資源高の余韻、経営環境の悪化、環境負荷への配慮など、
背景は様々ではあると思われますが、
真の顧客利便性や顧客満足度が何であるかを問い直すことまでも行い、
削れるものは形振り構わず削っているかのようです。

弊社でも、従来の購買部門のご担当者からだけでなく、
経営企画部門のご担当者から全社コスト削減のご相談を受けることがあり、
コスト削減は購買部門だけの問題ではなく、
会社の経営課題の最優先事項と考える企業が多いことが伺えます。

このようなご時勢です。皆さんも身の回りを注意深く見渡せば、
自分の会社にも取り入れられるコスト削減の跡が、
きっと見つかるのではないでしょうか。

(田中 亮)

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■ ☆今週のメッセージVol.3
■□  「製造業向け調達・購買業務強化セミナー」
■□   〜購買機能の強化が強い組織をつくる〜 開催のお知らせ
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「製造業向け調達・購買業務強化セミナー」を7月24日に開催いたします。
昨今の経済環境の中、製造業を取り巻く環境は特に厳しいものがあります。
しかし、このようなときだからこそ、
「継続的なコスト削減の仕組みづくり」や
「購買業務の改善、標準化」といった購買機能強化により
収益力・組織力を向上していくことが非常に重要です。
本セミナーでは、このような購買業務改革に取り組まれている企業様より
具体的な活動をご紹介いただきますので、是非ともご参加下さい。

<開催要領>
 日 時:2009年 7月 24日(金)14:15-17:00(受付開始14:00)
 場 所:東京国際フォーラム G510
 定 員:40名
 参加料:無料
 主 催:株式会社アジルアソシエイツ

<セミナープログラム>
・事例1:旭ファイバーグラス株式会社様
    「全社購買体制の整備」
・事例2:三恵技研工業株式会社様
    「三重工場での購買コントロールによる収益管理」
・アジルアソシエイツの購買改革ソリューションのご紹介

セミナー詳細およびお申込みはこちら
http://www.agile-associates.com/seminar090724/

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