2008.8.22号
「お疲れ様でした/購買四半世紀/セミナー開催のお知らせ」

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このメールは、アジル アソシエイツのお客様、
アジルアソシエイツが講演するセミナーにお越し頂いた方々、
その他の機会に名刺交換をさせて頂いた方々にお送りしています。

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        「目指せ!購買改革!!」     
      〜調達購買マネジメント最前線〜
──────────────────────── 2008.8.22────

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  ☆今週のメッセージVol.1「お疲れ様でした」
  ☆今週のメッセージVol.2「購買四半世紀」
  ☆セミナー開催のお知らせ
  
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■ ☆今週のメッセージVol.1「お疲れ様でした」
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一部のお客様には既にご連絡させていただいておりますが、
この度8月末日付けで当社の取締役の鬼沢が退社することとなりました。

色々お客様にもご迷惑をおかけすることにつながり、
申し訳ございませんでした。

鬼沢は2005年の春にアジルアソシエイツに入社し、
約3年間、コンサルティング、トレーニング、レポート作成、
CPP関連の業務等に従事してきました。

鬼沢との出会いは、まだアジルアソシエイツを立ち上げる前の
2001年の秋だったと思います。
ある外資系企業の調達部門リーダーであった鬼沢は、
その企業さんとの購買改革のディスカッションに参加していた
メンバーの一人だったのですが、やけに鋭い質問が多い人だな、
というのが第一印象でした。

その後2002年にアジルを立ち上げ、多分秋口だったでしょうか?
鬼沢に再び会いに行ったことを今でも鮮明に覚えています。
その時に初めて知ったのですが、
鬼沢は、某コンピュータメーカー、外資系企業の購買たたき上げの経歴があり、
私は多くのお客様の要望に応えられるよう、
是非アジルに入社して欲しい、という話をしました。

その時は縁がなく、外資系医療機器メーカーの購買立ち上げを行った後、
改めて鬼沢から連絡をもらい、2005年に晴れてアジルメンバーとして
迎えることができたのです。

鬼沢も私も基本的な思いは一緒です。
それは「購買部門やバイヤーの地位向上」です。

全く衝突がなかったかというとそんなことはなかった訳ですが、
この基本的な思いを共有できるメンバーと約3年でしたが、
一緒に仕事ができたことは本当に幸せだったと思います。

また、この先鬼沢はやはり同じ思いを
違った側面から実現しようとしています。
違う会社に所属するようになっても、
この先も鬼沢とは色々な面で協力していく機会が多くあると思っています。

最近、鬼沢と私が考えている共通した話題は、
「調達・購買部門の新しい役割」についてです。
鬼沢曰く、購買は「決められたものを安く買う」ことから
「如何に自社の収益に貢献できるか?」が役割になっていると言います。
私は新しい購買の役割は「事業モデルを作る」ことだ、と断言しています。

日頃このような空理空論を生真面目に議論すること自体、
珍しいと思われるでしょう。
でも、このような場が少なくなることにつれて、
結論のないこのような議論ができるからこそ、
今のアジルが成り立っていたと思いますし、
今後そのような機会が少なくなることに対しては、
ちょっと淋しい気持ちになります。

鬼沢だけでなくアジルを立ち上げてから
何度もこういう場面に立ち会っていますが、
信頼のある社員が辞めることは本当に悲しいことではあります。

ですが、それをが次のアジルや次の購買・調達部門やバイヤー個々人の発展、
それから個人の成長・活躍につながるのであれば、
それはそれでHappyなことなのでしょう。

別れだけではなく将来に向けてのネットワークの拡大と捉えて、
鬼沢の今後の活躍を楽しみにしたいと思います。

最後になりますが、一言この場をお借りして言いたいと思います。

「鬼沢さん、どうも御苦労さまでした。また、有難うございました」

(野町 直弘)

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■ ☆今週のメッセージVol.2「購買四半世紀」
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私は、1983年に電機メーカーの購買職についてから現在まで、
実務、コンサルの違いこそあれ25年間購買に携わってきました。
この間、日本の購買界にも何度か浮き沈みがありましたが、
現在また1つの大きな変化の時期であると考えています。
今回はこの四半世紀を振り返って思うことを話します。

過去四半世紀の間に、日本において購買が注目された時期は次の3つです。
・1990年代初頭の急激な円高による海外調達が進行した時期
・2000年代初頭の電子購買のブームが起きた時期
・2007年〜の専門職業家としての購買が注目される時期

以下、それぞれについて解説します。

1990年代初頭の急激な円高に伴い海外調達が進行した時期:
この時期は国内調達から主に東南アジアの海外調達へのシフトが進み、
海外調達によるコスト削減の先兵としての購買の役割が大きく注目されました。
この当時、私は電機メーカーの購買部に所属していたので、
周囲のバイヤーは経営からの強い要請のもとで、
輸入拡大の仕事に関わっていました。
語学と貿易知識があるだけでバイヤーが重宝がられていた時期であり、
バイヤーの真価は問われていなかったというのが、今振り返っての実感です。

2000年代初頭の電子購買のブームが起きた時期:
この時期にインターネットが普及し、間接材購買システムである
A社を始めとする電子購買システムブームが起こりました。
コンサル会社、システムインテグレータもこのブームにのって
高額なライセンスフィーとコンサルフィ−の何倍ものコスト削減効果が
得られるという、一見きれいなプレゼン資料が世の中を飛び交っていました。
私はこの時期、ITベンダーで、
自社の電子購買システム導入プロジェクトをしていたので、
間接材購買システムの限界も理解していました。
実態は、“システム導入によって儲かるのは、
システムベンダーやコンサルファームであって、ユーザーは儲からない”
と考えていたところ、やはり、このブームはあっけなくしぼんでしまいました。

2007年〜の専門職業家としての購買が注目される時期(現在と近い将来)
現在の日本は、原材料高騰への対処や開発購買への取り組みに代表されるように、
経営からは専門職業家としての購買への期待が高まってきています。
日本でも、購買専門家の人材流動化が始まっており、
専門家は高く評価されつつあるようです。
また、日本はグローバル購買資格では韓国、中国の後塵を配しているものの、
昨年JMAが購買専門職資格制度をたちあげ、
バイヤースキルの底上げに貢献しています。
前回のメルマガでも同様のことを書きましたが、
専門職を目指すバイヤーにとっては、これからは非常によい時期がくるでしょう。
この時期、私は今の会社でコンサル業のかたわらで、
資格制度の立ち上げに関わってきて、
やはり今が日本の購買界にとってのターニングポイントであると実感しています。

今回は、私の実体験にもとづく購買四半世紀を話してみました。

最後に
私、8月末を持って、アジルアソシエイツを退職することになりました。
従って、メルマガの私のパートはこれで最終回となります。
ご愛読ありがとうございました。

今後共アジルアソシエイツをよろしくお願いします。

(鬼沢 正一)

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■ ☆「戦略的サプライヤマネジメントセミナー」を開催
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「戦略的サプライヤマネジメントセミナー」を9月5日に開催いたします。
戦略的サプライヤマネジメントは購買・調達部門にとっての主要な役割と
なりつつありますが、今回のセミナーでは戦略的サプライヤマネジメント
の重要性を説き、サプライヤマネジメントの新しい手法の構築について紹
介しますので、ぜひともご参加ください。

<開催要領>
 日 時:2008年 9月 5日(金)13:45-17:00(受付開始13:20)
 場 所:東京国際フォーラム G405
 定 員:50名
 参加料:無料
 主 催:株式会社アジルアソシエイツ

<セミナープログラム>
・今後の購買・調達部門の在り方と戦略的サプライヤマネジメントの重要性
・VOS(Voice of Supplier)から始める戦略的サプライヤマネジメント
・ITを活用したサプライヤマネジメント手法
・アジルアソシエイツの戦略的サプライヤネジメントソリューションのご紹介

セミナー詳細およびお申込みはこちら
http://www.agile-associates.com/seminar080905/

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