2008/1/4号(バイヤーに万歳を!/成長するバイヤーの条件)
アジルアソシエイツでは、メールマガジン「目指せ!購買改革!!」を発行中(隅週/無料)です。
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このメールは、アジル アソシエイツのお客様、
アジルアソシエイツが講演するセミナーにお越し頂いた方々、
その他の機会に名刺交換をさせて頂いた方々にお送りしています。
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「目指せ!購買改革!!」
?調達購買マネジメント最前線?
────────────────────────2008.1.4────
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☆年頭挨拶
☆今週のメッセージVol.1「バイヤーに万歳を!」
☆今週のメッセージVol.2「成長するバイヤーの条件」
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■ ☆年頭挨拶
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皆様、明けましておめでとうございます。
アジル アソシエイツもおかげさまで6年目の新年を迎えることができました。
毎年感じるのですが、一年経つのは早いものです。
一方で、またようやっと一年もったな、というのも実感です。
昨年のトピックです。
1. 業容拡張に伴い人員を増強、現在12名になっています。
2. 弊社取締役の鬼沢が購買本
『図解でわかる生産の実務 購買管理』を12月に出版しました。
3. 2007年も「購買ネットワーク会」を4回実施しました。
延べ500人強の参加者になりました。
4. 4年連続で社団法人日本能率協会殿との
「調達・購買関連アンケート調査」を実施、9月に結果報告をしました。
5. 社団法人日本能率協会殿運営のバイヤーの為の資格制度
CPP(Certified Procurement Professional)の立上げを支援しました。
このようにアジル アソシエイツは自社の業容拡大だけでなく、
購買・調達業務の発展やプロフェッショナルバイヤーの
育成支援に寄与しています。
これは、私自身の思いである
「バイヤー及び購買・調達部門の地位向上」を果たしたいがためです。
アジル アソシエイツはお客様や回りにいらっしゃる
プロフェッショナルバイヤーの皆様に支えられ、
ご教示をいただきながら、今まで育ってきました。
そのため自社の事業拡大や収益だけを追求することは
あってはならないことだと思っております。
購買・調達部門や個々のバイヤーの方々のお力になり、
個々の社員の成長に寄与しながら自社の成長を
実現しなければ意味がないと思っております。
本年も色々な形で、より一層皆様の「調達購買マネジメント」の
実現にお役に立てれば幸いです。
本年もよろしくお願い申し上げます。
2008年1月1日
株式会社アジル アソシエイツ
代表取締役社長
野町 直弘
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■ ☆今週のメッセージVol.1 「バイヤーに万歳を!」
■□
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2008年、年頭のメールニュースです。
明けましておめでとうございます。
昨年は購買・調達業界にとって記念すべき年でした。
坂口孝則さんの
「調達力・購買力の基礎を身につける本」「調達・購買実践塾」、
アクセンチュアの「強い調達」、弊社鬼沢の「購買管理」初め
多くの購買・調達関連書籍が発売されました。
今まででは考えられないことです。
書籍という世界を通して、購買・調達の世界に脚光があたったのです。
ただ、私自身は多少違和感を感じています。
出版された書籍の多くはテクニカルな理論書です。
しかし、バイヤー業務は理論だけでは成り立ちません。
これは多くのバイヤーに共通する理解でしょうし、
多くのプロフェッショナルバイヤーは「小さな物語」をそれぞれ持っています。
これらの物語を共有することは、
理論を覚えることよりも(理論を否定している訳ではないですよ)
重要なことではないでしょうか?
前にもメルマガで書かせていただきましたが、
「バイヤー業務には万歳がない」とよく言われます。
その理由の一つはバイヤー業務は上手くいって当たり前であり、
非常に地道な業務だからと思われます。
よくコスト削減目標の設定で
「企業全体の支出は1000億だからその10%で100億円がコスト削減目標」
という話があります。
実際にバイヤー業務をやられた経験のある方はご存知だと思いますが、
バイヤーは100億円のコスト削減を1百万円ずつ積み上げて行くものです。
つまり、小さな努力の積み上げでのみ、結果が出せます。
バイヤー業務=地道な業務、であり
「万歳がない」ことにつながりやすいのでしょう。
何かをチャレンジするバイヤーにはトラブルが多く降りかかってきます。
サプライヤの経営危機、納品トラブル、品質トラブル、
サプライヤ選定のミス等々、トラブルに対して、それぞれのバイヤーが
多くの努力をしてそれを乗り越えてきているものです。
結果はともかく、バイヤーは多かれ少なかれこういう経験を持っており、
その一つ一つがそのバイヤーが持つ「小さな物語」だと思います。
またそれを克服することでバイヤーは「万歳」を感じることができます。
しかし、「チャレンジしないバイヤーには物語は生まれません。」
成功するか、失敗するかはともかく、果敢にチャレンジしていく。
私はそういうバイヤーを支援します。
そして支援することで、多くのバイヤーに「小さな物語」と
それを克服することで感じる「万歳」を、感じさせてあげたいと思います。
私の今年の抱負です。
「バイヤーに小さな物語を!」
「バイヤーに万歳を!」
(野町 直弘)
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■ ☆今週のメッセージVol.2「成長するバイヤーの条件」
■□
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明けましておめでとうございます。
昨年は、JMA様による購買資格制度(CPP)の創立をはじめとして、
バイヤーの皆さんにも飛躍のチャンスとなる出来事があり、
我々も、ご支援させていただきました。
また私も、12月初旬にバイヤー業務の基本を学びたい方向けに
わかりやすく解説した
「図解でわかる生産の実務 購買管理」
(日本能率協会マネジメントセンター刊)
を出版させていただきました。ご一読いただけたら幸いです。
本年も昨年に続き、皆様の成長をご支援していきたいと思います。
今回のメールニュースは、バイヤーの成長について
考えたことをテーマにしたいと思います。
先日あるお客様より、新規開発品に関する購買部門のかかわり方について、
相談を受けた際に、以前私が経験したことを思い出しました。
10年以上前になりますが、私の所属していた事業部とは違う、
別の事業部のバイヤーの机に置かれていた出張報告書を偶然見て
ハッとした経験があります。
その出張報告書の題名は、
「米国半導体メーカーとの開発委託交渉」と書かれていました。
当時、私の所属していた事業部では、新規半導体の開発交渉は、
購買部門は関与せず、設計部門がサプライヤの決定、契約条件交渉まで
実施していました。
このため、“この事業部のバイヤーは、ここまでやるのか(できるのか)"
と驚いた次第です。
当時、担当していたバイヤーに話を聞いてみると、
寝る暇もない位大変だとのことでしたが、仕事で成果を上げ続け、
今も高い役職について活躍しています。
開発段階で、サプライヤ、製品コスト等の購買として決定すべきことの
ほとんどは決まってしまうのですから、
この段階からバイヤーが関与していくべきだというのは分かりますが、
実際に実行するとなると、バイヤーにとっての多くの難題が待っています。
具体的には、
・サプライヤの選定
ハイテク製品の場合、サプライヤを選定するためには
相当な知識が必要だが、事務屋のバイヤーにはかなりハードルが高い
・価格決定
競争環境が作れないことが多く、コスト明細もブラックボックス化
しているため、価格交渉の主導権を取ることが難しい
・契約交渉
契約にあたっては、知的財産法に関する知識を要求されるため、
法律の専門家でないバイヤーには、かなり難しい
などがあげられます。
要するに、サプライヤの選定、価格決定方法、契約条件の交渉等、
ハイテク製品になるほどバイヤーとして要求される知識やスキルは
広範囲になってきます。
また、バイヤーが「開発委託の領域に踏み込んで責任を持ってやります」
と言ったとたんに、たくさんの難題と責任が降りかかってきます。
?私の所属する購買部で、この領域に踏み込むことを躊躇していたのは、
責任を負えるだけの人材が不足していたことが原因であったと思います。?
私は成長するバイヤー(購買部と置き換えてもよいと思いますが)と、
そうでないバイヤーとの別れ道はここにあるのではないかと思っています。
難しく重い責任を負う仕事に取り組もうとするバイヤーは、
その仕事を通じて知識だけではなく社内の信頼を得て、
さらに高度な仕事を任され成長していくことができます。
一方で、責任を負うことを避けるバイヤー(または購買部)は、
一歩踏み込んだ仕事に取り組まないから、知識やスキルも身につかないし、
社内の信頼もそれなりです。
結果として、同年代であっても前者と後者のバイヤーとの間では
役職も事業部長と平という格差がついているようです。
(役職が全てではありませんが、私には高い役職になるほど
責任のある仕事ができますし、自分の裁量で決断し生き生きと
働いているように見えます)
10年以上前の経験を思い出し、成長するバイヤーの条件は、
頭の良さや要領の良さよりも重い責任を負う仕事にチャレンジ
することであると改めて思いました。
これからのバイヤーの皆様にはチャレンジし続ける人に
なってほしいと願っています。
(鬼沢 正一)
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