第24回 電子マネー

皆様はインターネットショッピングやYahooのオークションをどのぐらい利用していますか?我が家は、非常に高い比率でネットを使った買い物をしております。今年は、生活費を除く50%ぐらいの支出が一般的にECと呼ばれる取引で支払われています。
その内、半数が現金振込、残りはクレジットカードによる決済と一部のクレジットローンによる(デジタルビデオカメラを買いました)購入といったところになりますでしょうか。インターネットバンク等の活用により、すべてPC上で発注?入金?発送/納品確認まで行える時代ですが、まだまだ決済に関しては『銀行振込』と『クレジットカード』による支払いになっているというのが、わたしの現状です。(二年前に某通信事業者の決済システム試してみるか!と思い、契約をしましたが結局、一回も使わずじまいで最近解約となりました)

そんな従来型の決済システムしか使わない我が家で唯一、使われている新しい決済システムが Edyカードによる品川と丸の内でのコンビニやコーヒー代などの小額支払いです。(その他地域での利用もたくさんありますが)

今年の夏に全日空のマイレージカードをEdy対応に変更してから、ちょくちょく便利なので利用をしております。(使い方としては、895円などのおつりをそのまま入金し、財布の小銭での容量アップを抑えているという使い方が多いですが・・・)


過去を振り返ってみますと、『電子マネー』はECにてクレジット決済に代わり使われえるといわれていました。しかし最近のFelica登場により、オンラインショッピングではなくオフラインでの通常の買い物に使われるIC内臓カードが『電子マネー』という定義に変わりつつある状況にきていると思っています。


このIC内臓カード型の電子マネーは、実際に入金された金額のみが使えるカードです。本当にお財布の中身と一緒です。(NTTドコモのお財布携帯とは本当、よいネーミングだと思いました)
入金して、キャッシュがプールされいないと使えない。
小銭入れの代わりで、プリペードカードといっしょ。
と、これだけを聞くと本当に普及するものなのか?と疑問視してしまいます。

しかし私は(勝手な)大きな期待をIC内臓カード型『電子マネー』にしております。それは、お店独自のポイントカードの割引特典と一緒使えるようになるのではと、個人的に考えており、実際に現金を入金するという行動以外でも、カード内部に現金価値を発生させる日が、近々にくるのではないかと思っているからです。

財布の中を見渡すと、いろいろなドラッグストア、スポーツショップ、居酒屋などのポイントカードが何枚も皆さんの財布にも入っているのではないでしょうか?それが一枚のカードになり、IC内臓カード対応のお店では、ポイントによる支払いも、加算も可能になり財布は薄くなる。(とくに分厚い財布をもっている女性は非常に嬉しいと思います)


カードがない分、財布のスペースに現金がどんどん入る日が来ればもっと最高ですが、 IC内臓カード型『電子マネー』の発展に、期待して今後も使い続けたいと思っております。


2004年11月
取締役
須藤 淳一