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   <title>株式会社アジルアソシエイツ - 調達・購買改革パートナー</title>
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   <title>2012.1.24号「コンサルティングの限界と新しい取組み／売れる人材になる／日本電気株式会社主催セミナーにて講演のお知らせ」</title>
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   <published>2012-01-24T04:00:00Z</published>
   <updated>2012-01-24T04:25:48Z</updated>
   
   <summary>☆今週のメッセージVol.1「コンサルティングの限界と新しい取組み」
☆今週のメッセージVol.2「売れる人材になる」
☆今週のメッセージVol.3「日本電気株式会社主催セミナーにて講演のお知らせ」
☆「調達・購買人材向トレーニングセミナー」のお知らせ
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         <category term="メールマガジン" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
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　　　　　　　　「目指せ！購買改革！！」　　　　　
　　　　　　〜調達購買マネジメント最前線〜
─────────────────────────── 2012.01.24 ─

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　☆今週のメッセージVol.1「コンサルティングの限界と新しい取組み」
　☆今週のメッセージVol.2「売れる人材になる」
　☆今週のメッセージVol.3「日本電気株式会社主催セミナーにて講演のお知らせ」
　☆「調達・購買人材向トレーニングセミナー」のお知らせ
　
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■　今週のメッセージVol.1「コンサルティングの限界と新しい取組み」
□
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有難いことに昨年も多くの企業の皆様に御支援をさせていただく機会を
いただきました。

昨年の案件の傾向としては「サプライヤマネジメント」関連や「組織改革」
などの抜本的な仕組み作りに係る案件が多かったように思われます。
一方でコスト削減やコスト削減手法の習得についてはリーマンショック以降の
CR一本槍の取組みからは変わってきていると思われます。
これは超円高やリスクマネジメントも含め、グローバル化や海外調達などを
企図している現状から、既存のサプライヤとの関係性作りや見直しを積極的に
行わなければならない、ということも背景の一つです。
このへんの話はまた別途メルマガで取り上げたいと思います。

私がアジルアソシエイツを立ち上げてこの3月でもう10年になります。
10年間主に調達・購買領域のコンサルティングに従事してきたのですが、
私がこの10年を通じて近年感じていますのは、
「コンサルティングに対するニーズがだいぶ変化したな。」ということです。

従来型のコンサルティングは「調査」「提言」「（一括）請負」型に
分けられます。
その昔は「調査」「提言」など戦略系コンサルを中心としたコンサルティング
ファームが自社で独自に調査や現状分析を行い、クライアントに一方的に
報告（提言）する、というパターンが大部分だったと記憶しております。
これに対し「（一括）請負」型は業務系コンサルティング会社が
あるテーマについて自社のリソースを貼りつけ推進するような形式です。
所謂アクセンチュア、IBMに代表されるような形態であり、
「システム導入コンサルティング」などはその代表的な形です。

「一括請負」型コンサルは近年はBPO（ビジネスプロセスアウトソーシング」
という形で業務そのものを請け負ってもらう方向に変化しつつあります。
また「調査」や「提言」型のような一方的なパターンは多くの企業で
そのまま何も改革に活用されずに、ファイルされて終わりというパターンも
多く見られ、従来のような価値を各企業が感じなくなっています。
このような従来型のコンサルティングが全くなくなる訳ではないでしょうが、
多くの企業でコンサルティングに対するニーズは変化しつつあります。
つまり「何でもお任せ」もしくは「提言をしてください」ではなく、
継続的な変革や定着を進めるためには社員に実行する能力を
身につけさせることが必要であり「それを体得させてほしい」と
なってきているのです。これは改革手法（やり方）だけでなく、
改革を実現する力も含めてのことです。

確かに企業の御支援をさせていただく際に、弊社側のメンバーが駐在し
（もしくは半駐在し）プロジェクトを実施している時はよいのですが、
プロジェクトが終わったら元に戻ってしまいました。ということは起こり
得ます。
一方で、調達・購買部門が革新的であり若手の社員がイキイキしている企業、
つまり調達・購買改革力がある企業には必ずと言っていいほど若手の
マネジャーレベルの意識の高い改革推進者が存在しています。このような
改革推進者がいるかいないかが、調達・購買改革力を持つ企業の条件の
一つになっているのではないでしょうか？

改革推進者の方は様々なスキルが求められます。改革手法だけでなく、
コミュニケーション力、社内の展開力、部下（だけではないですが）を
惹きつける能力、自ら能動的に動ける力、改革手法を生み出す能力、、

これらの能力を改革推進者に身につけさせる＝体得させる、ことが
これからのコンサルティングの役割でしょう。
そういう意味では「コンサルティング」という言葉自体も陳腐なのかも
しれません。「先生」でもありません。どちらかというとドライバー
（改革推進者）を支援する「ナビゲーター」のようなものなのでしょう。
組織的にこのような人材を育成し、定着させ再生産する、また同時に
改革手法の提供を行い、それをお客様の力を借りながら、実際の現場で
テストし、より進化した改革手法につなげていく。
これを企業内のキーマンと協力して推進する「ナビゲーター」を目指す。

今年のアジルでは、このような新しい役割を担うような企業を目指して
いくことを考えています。

（野町　直弘）

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■　今週のメッセージVol.2「売れる人材になる」
□
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1月も終わりにさしかかっておりますが、私にとりまして年明け1回目の
メルマガとなります。
メルマガ読者の皆様、今年もよろしくお願いいたします。

さて、色々なところですでに語りつくされている感はありますが、
2011年は経営環境・経済環境の地殻変動が起こった年になりました。
また、2012年も欧州問題もあり、安泰な年である見込みは立っていません。

このような経営環境・経済環境の変化の中では、日本企業で当り前のように
語られていた終身雇用制度はほぼ崩壊に近くなりつつあるのかもしれません。
会社が永続する保証はないし、突然人員整理の話が出るというのも避けられ
ないかもしれません。
このようなことを踏まえると、１つの会社に勤め続けることができるのか？
と言われるとNoという答えが多くなるのではないでしょうか。
悲観的な話が多くなりましたが、目をそむけてはいけない事実です。

では、どうすべきなのでしょうか。
その答えとして、私は「売れる人財になる」であると考えています。
売れる人材は社外から評価されるだけでなく、社内でも評価されるケースが
多くなります。

また、一言で売れる人財といっても色々な定義があります。
一般的には経験・知識に卓越している方ということが挙げられます。
　・特定の業界・知識に詳しいといった製品・業界知識の幅
　・調達実行だけでなく、原価企画、調達企画・生産管理などの業務の幅を
　　持つもの
　・海外調達の立ち上げ経験
など。
また、プロジェクトを運営したプロジェクトマネージャー、
プロジェクトリーダー経験なども売れる人材となるひとつの経験であるように
感じています。

では、いきなり売れる人材になるというのは難しいものです。
そういった方は一度職務経歴書を書いてみてください。
職務経歴書というと、転職をするために作成するものとイメージされがちですが、
私は、「自分のキャリアを棚卸するためのもの」であると考えています。

自分の作業を振り返り、強み・弱みを認識する、
自分が社外から評価されうる人財であるかを客観的に再評価する、
自分に足りないところを認識し、次の活動に結び付けるなど。。。

職務経歴書は自分のキャリア構築のための必須ツールです。
※私もプロジェクトが終了するたびに書き直しています。

皆様も売れる人材になるために、一度書いてみてはいかがでしょうか。

(奥田　高太)

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■　今週のメッセージVol.3
□　　　　「ＮＥＣソリューション公開講座ｉｎ関西」セミナーにて講演
■　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　主催：日本電気株式会社
□■……………………………………………………………………………………

日本電気株式会社主催
「ＮＥＣソリューション公開講座ｉｎ関西」にて、
「購買の見える化〜調達・購買コスト削減実現 に向けたシステム構築〜」を
テーマに弊社マネージャーの奥田が講演します。

当セミナーでは調達・購買業務の重要性や課題などをお話した後、
購買システム構築に重要なキーワードとなる「見える化」についてお話します。
購買業務の重要性を再確認されたい方や購買のシステム化を考えているが
不安をお持ちの方などにとっては理解を深める良い機会です。

多くの皆様のご参加をお待ちしております。

＜開催要領＞
　日　時：2012年 2月 8日（水）15:45 〜16:45
　場　所：ＮＥＣ関西ビル
　　　　　（大阪市中央区城見１−４−２４）
　参加料：無料
　定　員：30名
　主　催：日本電気株式会社
セミナー詳細およびお申込みはこちら
http://www.nec.co.jp/seminar/120208sol/
※申込締切が1月31日までとなっておりますので、お早めにお申込下さい。

□■……………………………………………………………………………………
■　「調達・購買人材向けトレーニングセミナー」のお知らせ
□■
■□……………………………………………………………………………………

2012年2月〜3月開催「調達・購買人材向けトレーニングセミナー」の
ご連絡をさせていただきます。

【基礎セミナー】
　非製造業「調達・購買業務基礎」セミナー
　　講師：野町直弘
　　日程：2012年2月15日(水)
　　　　お申込・詳細はこちら
　　　　http://www.agile-associates.com/training.html

　製造業「調達・購買業務基礎」セミナー
　　講師：野町直弘
　　日程：2012年 3月 8日(木)
　　　　お申込・詳細はこちら
　　　　http://www.agile-associates.com/training.html

【現場学セミナー】
　「サプライヤ工場の見方、改善指導のやり方」セミナー
　　講師：坂口孝則
　　日程：2012年2月16日(木)　＜大阪開催＞
　　　　お申込・詳細はこちら
　　　　http://www.agile-associates.com/training.html

　「海外調達入門」セミナー
　　講師：坂口孝則
　　日程：2012年 3月 7日(水)　＜大阪開催＞
　　　　お申込・詳細はこちら
　　　　http://www.agile-associates.com/training.html

　「コスト削減の基本と見積査定入門」セミナー
　　講師：坂口孝則
　　日程：2012年 3月14日(水)
　　　　お申込・詳細はこちら
　　　　http://www.agile-associates.com/training.html

皆様のお申込をお待ちしております。

企業の個別研修をお引き受けします。
ご依頼、ご質問等々は、次のメールアドレスまで！
info-ag@agile-associates.com

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■ご感想・リクエストなどはこちらまで 
　mailto:info-ag@agile-associates.com

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   <title>2012.1.10号「2012年に向けて−「兆し」から「再生」へ−／2012年の挨拶に代えて」</title>
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   <published>2012-01-10T04:00:00Z</published>
   <updated>2012-01-10T04:30:47Z</updated>
   
   <summary>☆今週のメッセージVol.1「2012年に向けて−「兆し」から「再生」へ−」
☆今週のメッセージVol.2「2012年の挨拶に代えて」
☆「調達・購買人材向トレーニングセミナー」のお知らせ
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　☆今週のメッセージVol.2「2012年の挨拶に代えて」
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■　今週のメッセージVol.1「2012年に向けて−「兆し」から「再生」へ−」
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皆様、明けましておめでとうございます。

いつもメルマガをご愛読いただき有難うございます。

2010年の年頭には「『買い控え』から『良い買い物』が重要視される、
正に『買う技術』が新機軸での企業の競争力に影響を与える」ということを
述べました。
2011年の年頭には「日本は正に『第三の開国』期であり、真のグローバル
競争時代へ突入する。そこでは、対応力、スピード、最適化の3つの能力が
求められてくる。特に今後調達購買部門に求められるのは、ソース先を
見極める能力、つまりサプライヤマネジメント能力が益々重要視される。」
と述べました。

振り返ると2011年は絶望と無力感、ストレスの年でした。
しかし「良いニュースというのは多くの場合小さな声で語られる」ものの
ようです。つまり多くの絶望や無力感の中、多くの小さな良いニュースが
現れてきているのです。震災後に多くの企業ではリスク回避ではなく、
BCP（リスク対応策）の重要性を認識し、しみじみ感あふれるBCPが作られつつ
あります。購買ネットワーク会という非営利のネットワークは有機的な
ネットワークとなり「大震災のとき！」という本を出版することに
つながりました。一部の企業が「コスト近視眼」ではなく「ソース先の
マネジメント」や「コミュニケーション力、モチベーション力」強化に
目を向け始めました。そのようなプロジェクトが急増しています。
人材育成に対するニーズは益々高まっており、その中から今はまだ数少ないが
セルフスターターの購買人材が生まれてきています。海外への調達拠点の
移管やBPO（ビジネスプロセスアウトソーシング）の流れは進んでいるものの、
一方で従来型の協力会組織を構造改革する形で競争力強化につなげようとする
取組みも生まれつつあります。

このようにあらゆる場面で「兆し」が生まれつつあります。

2012年はこのような様々な「兆し」を多くの「再生（Reborn）」につなげる
年になるでしょう。またそうしなければならないのです。
我々は調達購買の世界で多くの「Reborn」を生み育てる役割を担わなければ
なりません。また多くの「Reborn」を担う人材やマネジメントの育成にも
寄与しなければなりません。

2011年の私のテーマは「こだわり」でした。2012年は「再生（Reborn）」です。
生まれつつある多くの「兆し」をより多くの「再生（Reborn）」につなげ
ていくのが私および弊社の役割だと考えております。
またそのためには会社運営や支援の形態などもダイナミックに変革していきます。

皆様方にはより一層のご協力ご支援をいただきたくよろしくお願い申し上げます。

2012年1月1日
株式会社アジルアソシエイツ
代表取締役社長　野町直弘

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■　今週のメッセージVol.2「2012年の挨拶に代えて」
□
■□……………………………………………………………………………………

２０１０年、もう２年ほど前に、私は「ＬＣＢ（low cost buyer）」の
時代が来ると述べた。
ＬＣＢとは、安価なバイヤー、要するに外国人調達・購買担当者だ。
そのＬＣＢが台頭する。
考えてみれば、海外からの輸入が注目され、生産拠点が海外に移行し、
コスト削減が経営必須事項になった昨今、従業員という固定費のみが
安穏としているはずはなかった。
その２年前の反応といえば、「日本企業ではそんな動きはないんじゃない」
とか「まだ日本人バイヤーは優秀だし、ＬＣＢなんて絵空事のような」と
いったものだった。しかし、変化は早急にやってきた。
具体名はあげないものの、どれくらいの企業が調達・購買担当者を外国人に
頼るようになってきただろうか。
そして、どれくらいの企業が、調達・購買機能の本部そのものを海外に
移しただろうか。

私は、２０１１年の初頭に「今年２０１１年、製造業を中心とする
日本企業は最大の危機を迎えるだろう。見た目の景気回復では隠せない
真の問題が露呈するはずだ。すでに、激しい波はわれわれに押し寄せて
きている」と述べた。
残念ながら、そのとおりになった。東日本大震災は一つのきっかけにすぎない。
日本製造業の悪夢は、まだはじまったばかりだ。もちろん、製造業とは
象徴であり、他の業界も例外ではない。

これまでの業務は崩壊しつつあり、どうしても業務改革を余儀なくされる。
現代の若者は将来に希望を持てないとよくいわれる。それについて若者を
批判するのはたやすい。しかし、これは構造的問題である。会社には
役立たない先輩が定年を待っている。その後、ツケを払うのは自分たちだろう、
という絶望感。

この状況をいかに変えていくか。それが最大の課題のはずだ。ただ、その一方で、
今日も変われない多数の「お偉い方」がいる。彼らは叫ぶ。
なんたらマネジメンとか、なんたらソーシングとかの重要性を。しかし、
そのほとんどに本気が感じられない。

数百年に一度の大転換が起きようとしている時代なのである。根本的に自分の
仕事を見なおすことなしに、どうやって来るべき社会に対応できるだろう。

ただし、ここに一つの反省がある。私の２０１１年の言論は、悲哀と絶望に
満ちたものだった。もちろん、その悲哀と絶望に気づいていない人たちへの
警告が目的だった。しかし、その悲哀と絶望だけでは、ひとは具体的な
アクションに移ることができない。ここで、言論の修正が必要なようだ。
それは、悲哀と絶望から、希望と望みへの転換である。

私は恒例となったイベント「2012年を読み解く」の副題として
「調達・購買の攘夷論がこれからはじまる」とつけた。
http://bit.ly/rIVMzb
これは、調達・購買の重要となるトピックのほぼすべてにたいして、
トップランナーたちの解説を付与するイベントである。

２０１２年を読み解く〜調達・購買の攘夷論がこれからはじまる

内容：
２０１２年１月２８日（土曜）開催
「２０１２年を読み解く」〜調達・購買の攘夷論がこれからはじまる〜

●イントロダクション「私たち調達・購買の危機的状況」

●2011年の振り返り
・テーマ１＜世界調達戦争に負ける日本＞
・テーマ２＜がんばれよ、ニッポン〜震災、洪水、壊滅＞

●2012年調達・購買の攘夷論〜各論者より解説
論点と難点1：「日本の調達・購買部門なんて、もうオワコンだ」
論点と難点2：「もし日本企業が日本人バイヤーのクビを切ったら」
論点と難点3：「下請企業が全崩壊する日」
論点と難点4：「日本企業の攘夷と開国〜調達がきらめく協力会の魔法」
論点と難点5：「超円高！1ドル70円時代を勝ち抜くバイヤー
　　　　　　　〜激変する世界経済でみたび勝つための調達・購買の志〜」
論点と難点6：「間接材バイヤーへの転職のススメ〜サルでもわかる絶対成功理論」
論点と難点7：「調達・購買改革の敗軍の将、兵を語る」

●結びにかえて「私たちはどこに向かうのか」

攘夷論とはぶっそうな言葉だ。ただ、私はこの言葉が逆説的に日本企業、
ひいては調達・購買担当者を勇気づけると信じている。

将来への悲観論は聞きあきた。私たちが次に必要なのは、絶望かもしれない
将来を歩んでいける、度肝を抜く楽観論と、そのための具体論だ。

おそらく、今後、部員を統率するために必要なのは、「良いか悪いか」の
価値観ではない。善悪でもなく、正偽でもない。「これを信じてみたい」と
思わせる、直感にも似た昂（たかぶ）りである。私たちが、勇気をもって
仕事を進めるとしたら、リーダーからの、この昂りを抜きにはありえない。

１月はさっそく、この気概をもって2012年を読み解いてみようと思う。
そして、２０１２年は「調達・購買の攘夷」がはじまる年だ。

2012年1月1日
株式会社アジルアソシエイツ
取締役　坂口孝則

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■　☆「調達・購買人材向けトレーニングセミナー」のお知らせ
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2012年2月〜3月開催「調達・購買人材向けトレーニングセミナー」の
ご案内をさせていただきます。

【基礎セミナー】
　製造業「調達・購買業務基礎」セミナー
　　講師：野町直弘
　　日程：2012年 3月 8日(木)
　　　　お申込・詳細はこちら
　　　　http://www.agile-associates.com/training.html

　非製造業「調達・購買業務基礎」セミナー
　　講師：野町直弘
　　日程：2012年2月15日(水)
　　　　お申込・詳細はこちら
　　　　http://www.agile-associates.com/training.html

【現場学セミナー】
　「サプライヤ工場の見方、改善指導のやり方」セミナー
　　講師：坂口孝則
　　日程：2012年2月16日(木)　＜大阪開催＞
　　　　お申込・詳細はこちら
　　　　http://www.agile-associates.com/training.html

　「海外調達入門」セミナー
　　講師：坂口孝則
　　日程：2012年 3月 7日(水)　＜大阪開催＞
　　　　お申込・詳細はこちら
　　　　http://www.agile-associates.com/training.html

　「コスト削減の基本と見積査定入門」セミナー
　　講師：坂口孝則
　　日程：2012年 3月14日(水)
　　　　お申込・詳細はこちら
　　　　http://www.agile-associates.com/training.html

皆様のお申込をお待ちしております。

企業の個別研修をお引き受けします。
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   <title>2011.12.27号　「企業としての買い物は『権利』ではなくて『義務』」</title>
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   <published>2011-12-27T04:00:00Z</published>
   <updated>2011-12-27T04:00:25Z</updated>
   
   <summary>☆今週のメッセージVol.1「企業としての買い物は『権利』ではなくて『義務』」
☆「調達・購買人材向トレーニングセミナー」のお知らせ
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　　　　　　　　　「企業としての買い物は『権利』ではなくて『義務』」
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■　今週のメッセージVol.1
□　　　　　　　　「企業としての買い物は『権利』ではなくて『義務』」
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一年振り返ってみると今年ほど企業にとっての購買や調達という役割が
再認識された年はなかったかもしれません。
東日本大震災、タイの洪水被害、また欧州を中心とした経済環境の悪化と
超円高環境の継続。またこのような状況でありながらも夏以降は多くの
品目市況が高騰しています。

このような状況を鑑みますと正に調達・購買部門やバイヤーにとっては
受難およびストレスに満ちた一年だったと言えるでしょう。
しかしストレスフルであった一方でこれほど調達・購買活動が
重要視された時はなかったことも同時に言えるでしょう。
それでは企業としての調達・購買活動、つまり買い物の意味とは
どういうものなのでしょうか？

私が講師を務める購買基礎講座でよくする話の一つとして、
「企業としての買い物の意味は？」というトピックがあります。
誰もが個人で買い物をします。買うという行為は殆ど万人が行っている
行為であり、できる行為です。
ですが企業としての買い物は限られた人たちしかやっていませんし、
また多くの企業では契約業務の役割・権限を調達・購買部門が持っており
給料をもらいながらその役割を果たしています。
それでは「個人として買い物」をすることと「企業として買い物」をする
ことにはどのような違いがあるでしょうか？

研修でこの質問を参加者の方にすると色々な答えがでてきます。
「個人としての買い物は自分の財布なので、より節約や安いものを買うことに
　真剣になる」
「個人での買い物は自分が欲しいものを買うが、企業としての買い物は
　会社として必要なモノを買う」
「個人はどのお店で買うか、がポイントだが、企業しての買い物は何を買うか、
　がポイントになる」
等々。

その通りです。
まあ一番最初のご意見のように企業としての買い物も自分のお金を使うように、
よりコスト意識を持ってやっていただければ尚良いと思いますが。。
私は「個人の買い物」と「企業の買い物」の大きな違いはまずは「量」と
「タイミング」だと思います。
量は当然ながら企業の方が多量になります。
タイミングですが、企業は基本的には継続して買うことが多くなります。
個人の買い物は基本的には単発でかつ少量と言えます。
これをもう少し突っ込んで考えるとこう言えます。
「企業としての買い物」は「継続かつ多量また安定的に買わなければ
ならない」もの。
最後の「買わなければならない」というのがキーワードです。
企業としての買い物は『義務』なのです。決して『権利』ではないのです。
つまり事業活動や生産活動に必要なものを絶やさないように買わなければ
ならないのです。
なぜか？そうしなければ事業活動がストップするからです。
今年起きた震災、洪水被害は多くの企業の事業活動や生産活動の継続に
影響を与えました。そういう事案はこのような「企業としての買い物」の
意味を改めて浮き彫りにしたものでした。

一方で「企業としての買い物」は『義務』であり『権利』ではないのですから、
お金の無駄遣いは許されません。
例えば予算が余っているから使い切ろう、という考え方は買い物をすることが
『権利』だと勘違いしている人たちの考え方です。
『義務』であるからいい買い物を行い収益向上につなげる。これは、当たり
前な話です。
そしてひいては自分たちの会社の競争力を向上し、自分たちの報酬を上げる
ことにつなげる。当たり前です、『義務』なのですから。

皆さんの企業でも今年一年を振り返って会社全体でこのような当たり前な
考え方が浸透しているか？再確認していただくのもよいのではないかと
考えております。

2011年も色々とお世話になりまして有難うございました。
来年以降も多くの企業の調達・購買部門や企業としての買い物に従事される
方々に対して情報提供、ご支援をしてまいりたいと考えておりますので、
是非ともよろしくお願い申し上げます。

(野町 直弘)

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   <title>2011.12.13号「すごい購買／マクロのススメ」</title>
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   <published>2011-12-13T04:00:00Z</published>
   <updated>2011-12-13T04:11:05Z</updated>
   
   <summary>☆今週のメッセージVol.1「すごい購買」
　　　　　　　　　　　　　　−九州のDIY「ハンズマン」に学ぶ−
☆今週のメッセージVol.2「マクロのススメ」
☆「調達・購買人材向トレーニングセミナー」のお知らせ
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　　　　　　　　「目指せ！購買改革！！」　　　　　
　　　　　　〜調達購買マネジメント最前線〜
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■　今週のメッセージVol.1「すごい購買」
□　　　　　　　　　　　　　−九州のDIY「ハンズマン」に学ぶ−
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先日何かのテレビで見たのですが、九州（本社宮崎）にある
ハンズマンというDIYはユニークな経営方針や経営スタイルを持っています。
当社は正に商品の調達力で差別化をしている企業です。

彼らのWebサイトを読むとその特徴がよくわかります。
「私たちの企業理念は「お客様第一主義に徹すること」にあります。
住まいと暮らしに関して、お客様の要望を全て満たすことが
真のサービスであり、ここに経営資源の全てを投入します。」
すばらしいのは「お客様の要望を全て」という”全て”という言葉です。
ハンズマンはこの”全て”にこだわり、
　「ハンズマンに行けば必ずある」
　「ハンズマンに行けば新しい発見がある」
　「ハンズマンに行けば製品の部品がある」
　「ハンズマンに行けば必要なだけ買える」
というキーワードで経営をしています。

「ハンズマンに行けば必ずある」については「私たちは、住まいと暮らしに
関する商品はニーズのある限り品揃え、もしくはお取り寄せするという
方針のもと「ありません。」を言わない接客に徹しております。（中略）
そのような取組み方が「ハンズマンに行けば必ずある」というお客様からの
信頼を生み、高集客、高収益につながっています。」と述べています。

またよりユニークなのは「ハンズマンに行けば必要なだけ買える」という
ことです。「1個しか欲しくないのに5個入りのパッケージ商品しか品揃え
されていない、また100個欲しいのに単品売りしか品揃えされていない、
ということはよくあることです。しかしハンズマンなら1個から買えるし、
5個、100個と多く買えば買うほどお買い得価格が設定されています。
ネジなら1本から、電気コードは10cm単位、園芸用土は1リットル単位で販売。
「買う数や量を決めるのはお客様である。」という方針を販売方法に
徹底させており、こうした商品アイテムはお客様からの要望をもとに、
年々増えています。」という内容です。
私が見たテレビ番組では、ハンズマンではストロー1本から購入できる、
また手袋や靴も片方だけ買うことができる、ということをやっていました。
考えてみたらお客様のニーズは破れたり、壊れたりした片方だけ欲しい
ということもあり得る話です。

このような経営スタイルでハンズマンは業績を年々伸ばしており、
この不景気な時代でも19年6月期から23年6月期まで毎期増収しています。
また、このような経営スタイルなので相対的に高コストがかかると思われ
ますが、23年6月期の経常利益率は4.4%（同期のイトーヨーカドーの
経常利益率は0.4%）と非常に高い収益を実現しています。

このように徹底的な顧客ニーズを実現する品揃えや調達力が当社の差別化の
ポイントであり、競争優位性につながっているのです。

彼らの経営スタイルでもう一つ特徴的なのは、店舗運営のやり方です。
「（前略）私たちの店舗では1店舗あたり100名の社員とパートさんが
店舗を運営しています。（通常の店舗は30人程度とのこと）しかし、
住まいと暮らしに関する情報を提供するためには、質の高い大勢の従業員が
必要になるのです。」
私もたまにホームセンターやDIY、量販店に行きます。やはりアドバイスを
してくれるお店の方があまりにも少ないことに気がつくことが多くあります。
このあたりもツボを心得た経営スタイルだと言えます。
また、彼らは接客を重視するためPOSを導入していないそうです。
「（前略）POSが教えてくれることは、あくまでも過去の売れ筋商品情報であり、
お客様が本当に必要としているものは教えてくれないからです。また、
POSを導入した場合、レジではバーコードを読取るだけで値段札を付ける
必要がなくなり、発注は機械で自動発注するとなれば、従業員が商品に
接する機会も減ってしまいます。商品のことは機械ではなく人に任せたい、
POSを導入しないのは接客に重点をおいているからなのです。」

まさに顧客と商品力、その商品を調達する商品調達力で差別化をしている
面白い −すごい購買− 企業の一例と言えるでしょう。

（文中の記載は全て株式会社ハンズマンのホームページ
http://www.handsman.co.jp/より抜粋しております。）

（野町　直弘）

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■　今週のメッセージVol.1「マクロのススメ」
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唐突ですが、メルマガ読者の皆様はWord、Excel、PowerPointは使えます
でしょうか。
この質問に対しては、Yesと答える方が多いと思います。
それでは、Excelでマクロが使えますか（作れますか）？という質問に
変えてみます。
いかがでしょうか。

Yesと自信を持って答えられる方は10%以下に減るのではないでしょうか。

確かにマクロを使いこなせる人は少ないです。
お客様先で伺ってもそうですし、自社でも少ないのが現状です。
また、採用面接でPCスキルについて聞いてみても、マクロを使える人
（作れる人）はほとんどいません。

ですが、それでよいのでしょうか。
マクロは非常に便利なツールです。

例えば支出データの分析。
購買データをExcelのピボットテーブルを使って、分析して・・・と
毎回実施するのは大変な労力がかかるため、結局億劫になって分析作業を
あきらめてしまうことはありませんか？
（ちなみにピボットテーブルを使いこなす人も決して多くはありません。
ピボットは必須ですね。）
弊社では、分析ツールをマクロで作成しており、誰でも効率的に支出の分析を
行うことができるようになっています。

また、発注計画表などの帳票作成。
日々、生産管理の生産計画をカスタマイズして、Excelで手動で作成されている
ケースも見受けられます。
そのようなルーチン業務に日々追われているケースにおいても、
マクロで効率化して作成することが可能です。

上記の例に関しては、適切なシステムが導入できていれば効率化できる
部分かもしれません。しかしながら、システム導入には多大な工数のみならず、
構築・導入費用がかかるため、このような経済環境の下では早々に
すすまないのも事実でしょう。
現時点で使いづらい部分が残るのはシステム導入における必然でもあります。

その状況を踏まえて、如何に効率化するか、その一端を担うのは、あくまで
システム外で使えるツールです。結局のところ、それはExcelのマクロで
作ってみるのが一番適切なのではないかと考えています。


確かに、マクロというと、難しい印象を受けます。
事実、「何故、マクロを作らないか」という質問をしても
「わからない」「難しそう」という印象のみで結局「非効率的な業務」のまま
進んでしまっています。

最初は難しいかも知れませんが、慣れてしまえばたいしたことはありません。
Excelに慣れる延長でマクロがあるだけです。Excelの機能の一つだと思って
身に着けてください。
そのように考えない限り結局、いつまでたってもできません。

もう師走に入り、来年の足音も聞こえてきました。
興味がある方は、年末年始の宿題の一つに「マクロの習得」を
掲げてみることをお勧めいたいます。

（奥田　高太）

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   <title>2011.12.5号「事件は会議室で起こっているんじゃない。商談室で起こっているんだ」</title>
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   <published>2011-12-05T07:26:53Z</published>
   <updated>2011-12-05T07:28:45Z</updated>
   
   <summary>☆今週のコラム 
　　　『事件は会議室で起こっているんじゃない。商談室で起こっているんだ』
☆12月〜3月開催「調達・購買人材向トレーニングセミナー」のお知らせ
</summary>
   <author>
      <name></name>
      
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アジルアソシエイツの坂口孝則が送る　
〜調達購買マネジメントの深層と真相と心操〜
─────────────────────────── 2011.12.05 ─

* 当メルマガでは、調達・購買・資材に関わるみなさんが、愉しんでいただける
辛口コラムを発信します。ご感想・リクエスト、あるいは購読の解除は末尾にて。
よろしくお願いします。

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　☆今週のコラム 
　　　『事件は会議室で起こっているんじゃない。商談室で起こっているんだ』
　☆12月〜3月開催「調達・購買人材向トレーニングセミナー」のお知らせ
       
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■　☆今週のコラム 
□　　『事件は会議室で起こっているんじゃない。商談室で起こっているんだ』
■        
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「コスト、コストってうるせえんだよっ！」。
調達・購買部員の一人として、設計者たちと会議していたときのこと。
ある人から、決まってこう言われたことを思い出します。
ビジネスマンとして成功したければ、まずは声を大きく出すことではないでしょうか。
いきなり皮肉を言ってしまったかもしれません。
ただ、当時は本気でそう思っていました。

昔のことです。
私が、新規案件の相見積りをとりました。
そして、これまで温めていた新規サプライヤーが、かなり「安い」見積りを
出してくれたのです。
「これは、いける」と私は思いました。そして、設計者たちとの打ち合わせに
臨みました。その案件のサプライヤーをどこにするかという打ち合わせです。

既存のサプライヤーも良いかもしれない。
でも、ここで一社独占の状況を打ち破るには「もう一手」を繰り出す必要が
あります。すなわち、新規サプライヤーの参入。
それは、既存のサプライヤーにとっても、刺激となるものです。
しかも、既存サプライヤーより、その新規のサプライヤーは3割も安価でした。

もちろん、設計の担当者には根回しをしておきました。
しかし、そんなにうまくはいきません。「あの人」がいるからです。

「あの人」とは、設計部門の中にいて、コスト関係を取りまとめている人でした。
しかも、口うるさい人。
自分の思い通りにいかなければ、周囲の意見を修正させてまで、自分の意見を通す人。

私が、新規サプライヤーの参入の提案をしました。
すると、予想通り、「あの人」が口を開くのです。
「安いのは、分かったよ。でも、品質はどうなってんだよ」
私は回答しました。「それも、品質部門と確認済です」と。
すると、これまた予想通り、「あの人」は、さらにつっこみます。

「でも、そこの開発がうまくいかなかったら、誰が責任を取るんだよ」
　私は答えます。「それは、設計部門でしょう。設計の責任は、そちらに
　あるのですから。ただ、繰り返しですが、3割も価格が安い」。
そこから、侃々諤々の議論が始まりました。
「あの人」はいつも、こう言って議論を打ち切りました。
「コスト、コストってうるせえんだよ！　金だけじゃねえだろう！」
私は、ため息をつき、既存サプライヤーに発注を決定する会議をただ見ているしか
できませんでした。

日本経済が凋落してからというもの、コスト意識が求められる時代がやってきた、
と人々は言います。
原価を抑えねば、利益を創出できない、と人々は言います。
そして、各社は少しでも原価を抑えるために、各社は努力を重ねている、と
人々は言います。
でも、それは本当でしょうか？
いまでも、現場を見れば、「口うるさい人」たちが、品質や開発という聖域を盾に、
保守的になっているのが現実ではないでしょうか。
安いサプライヤーがうようよいることくらい、バイヤーならば、
誰だって知っています。

「安いサプライヤーを探している」とバイヤーは言います。
でも、それはウソです。バイヤーならば、安くする方法や安いサプライヤなんて、
いくらでも知っています。問題は、それじゃないと思うのです。

本当の問題は、「安いサプライヤーを使えないこと」です。
誰か、否定できるでしょうか。
私はそのとき、熱意を持って、前述の「口うるさい人」を説き伏せて、
安価なサプライヤーに発注を決定した−−、と言えたらどんなにカッコいいでしょう。
でも、現実には、それはできませんでした。

早い話が、私は、その「口うるさい人」に負けたのです。
これは敗北宣言をするしかありません。
私が言いたいことは、その「口うるさい人」のグチでしょうか。
それとも、「安いサプライヤーなんて、バイヤーはすでに知っている」という
ことでしょうか。

どちらでもありません。
「口うるさい人」は、周囲の意見を聞くことができず、常に独裁主義に
陥ってしまう、という点で不幸な人種です。
おそらくロクな死に方をしないでしょう。

ただ、それ以上に言いたいことは、強い権力を振り回す人の前で、
黙って沈黙するしかない弱者こそ、もっと虚しく、哀れだ、ということです。
いつからでしょうか。世界の中で「弱者」というのは、保護される対象となりました。
正義とは、もはや、弱者と同義です。
ときとして、「弱者」として生きていれば、「強者」を批判することが
許されるようになります。
でも、それは違う、と私は思います。

若いバイヤーから先日、「自分たちの前では、偉そうだった課長が、
部長の前では急にペコペコしだすんです」と聞かされました。
若いバイヤーの前では、偉そうに説教を述べる課長が、
その説教と矛盾することを部長から指摘されて、
「なるほど、なるほど」と頭をたれている情けない姿を見たと言います。

覚えておいたほうが良い、と思うのです。
哀れむべきは、「裸の王様」ではありません。
「裸の王様」に、黙って従うしかなかった、多くの群集です。
彼ら（群集）は、同情の対象ではなく、哀れと憎しみの対象とすら私は思います
（そして、かつての自分も）。

「口うるさい人」は、常に自分の意見を通し、夢を実現させています。
その口うるささに黙って従うだけの人たちは、周囲に飾られた土偶でしかありません。

土偶になるか、ドリーマーになるか。
私たちはどちらを選ぶでしょうか。

☆★☆ セミナーご紹介 ☆★☆

『調達・購買業務の効率化と原価低減を可能とするシステム化、定石と勘所』

私（坂口）が敬愛する日本ユニシスの柴田さんが急遽、弊社でセミナーを実施
いただくことが決定しました。柴田さんといえば、5X5マトリクス思考術を
有名にした方であり、ベテランSEとして深く調達・購買業務に携わって
こられました。

『調達・購買業務の効率化と原価低減を可能とするシステム化、定石と勘所』
セミナー（12月8日開催）は、厚かましくいえば、ご本人の集大成とも
いえるべきものです。

これまで、システム系の会社が実施するセミナーの常套句は、
「今日、学んだことを具現化するために、弊社のシステム導入を検討ください」
というものでした。しかし、今回のセミナーは商売っ気なしのストレートかつ
骨太のものです。

また、タイトルから「調達・購買のシステム担当者向けか？」と思われた方。
そうではありません。「システム」とは「仕組み」であり、調達・購買業務を
スムーズにするための「仕掛け」でもあります。実践知を必要とするすべての
人にお勧めします。

【受講対象者】
・調達・購買のシステムにご興味のある方
・上記以外の方

詳しくはこちらまで
http://www.agile-associates.com/training/training_detail_system.html

１．購買業務の全容
　　　1．調達・購買業務とは
　　　2．基本的な業務の流れ
　　　3．調達・購買部門の役割
　　　4．購買業務に関する課題群
　　　5．課題解決に必要な視点と施策

２．システム化の定石
　　　1．調達・購買業務のシステム化の歴史
　　　2．現在のサプライヤ・リレーションシップ・
　　　　 マネジメントシステム
　　　3．サプライヤ・リレーションシップ・マネジメント鳥瞰図
　　　4．サプライヤ・リレーションシップ・マネジメント鳥瞰図の見方
　　　　 と利用法
　　　5．サプライヤ・リレーションシップ・マネジメントシステムの
　　　　 基本構成

３．重要項目の適用法解説
　　　1．調達・購買業務プロセスの効率化
　　　2．原価低減の手法
　　　3．サプライヤ管理
　　　4．サプライヤ評価と調達・購買戦略立案
　　　5．コンプライアンス・ＢＣＰ
　　　6．システム化の実践と留意点
　　　7．ＩＴ環境の進化

４．システム化事例
　　　1．精密機器A社：プロセスの標準化をしてグループ各社に
　　　　 展開し業務効率化
　　　2．マスコミB社：業界固有ニーズを反映したシステムで
　　　　 コンプライアンス確立
　　　3．自動車C社：サプライヤ・ポータルを用い双方の利便性を
　　　　 飛躍的に向上
　　　4．建設D社：見積の電子データ入手とその科学的分析で
　　　　 原価低減実現

５．自己研修（システム化対象テンプレートを用いて自社の現状を把握後、
   どこに着眼して効果を得るかを考える）

詳しくはこちらまで
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   <title>2011.11.29号 「仕事の絶望にいたる病」</title>
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   <id>tag:www.agile-associates.com,2011://1.1314</id>
   
   <published>2011-11-29T05:23:10Z</published>
   <updated>2011-11-29T05:25:11Z</updated>
   
   <summary>アジルアソシエイツでは、メールマガジン「目指せ！購買改革！！」を発行中（無料）で...</summary>
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アジルアソシエイツの坂口孝則が送る　
〜調達購買マネジメントの深層と真相と心操〜
─────────────────────────── 2011.11.29 ─

* 当メルマガでは、調達・購買・資材に関わるみなさんが、愉しんでいただける
辛口コラムを発信します。ご感想・リクエスト、あるいは購読の解除は末尾にて。
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　☆今週のコラム 『仕事の絶望にいたる病』
　☆12月開催「調達・購買人材向トレーニングセミナー」のお知らせ
          
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■　☆今週のコラム 『仕事の絶望にいたる病』
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ウツ状態になっているバイヤーに読んでほしい。

先日、ある雑誌から取材を受けたときに
「坂口さん宛の質問が事前に届いている」と聞かされた。
その質問はこのようなものだった。その質問者と上司のあいだの溝が広がり、
険悪になり、会社を辞めてしまいたいほどだという。
「ただし、転職しようにも転職先がないんです」とも。
質問者は私に問いかけていた。「どうしたらいいんでしょう」と。
たしか、大分県の方だったと思う。

たいへん不遜ながら、私は一言だけ申し上げた。「ご愁傷様です」。

みなさんが私の立場だったら、どう答えただろう。
「そりゃ大変ですね」だろうか。
あるいは、「その上司と関係修復に努めましょう」だっただろうか。
しかし、私にはそのご質問者の状況が救いがたいように思われた。
私には、「ご愁傷様です」以外の答えは、無意味で無責任のようなものに思えた。

ところで、この回答は、完全に無思想のものではない。

ウツに近い状態になってしまった人がいるとして、
その人に「でもあきらめずに頑張れ」とは言わないし言えない。
それこそ無責任な発言だと思う。日本人だからだろうか。生真面目な人が多い。
それに、心の底では「頑張れ」と言ってくれることを期待しているのだろう。
しかし、まともな精神状態であればいいとしても、
ウツに近い状態で「現状を変えるように頑張れ」という言葉を求めるべきではない。

なぜだろうか。
「逃げる」という言葉が日本では否定的な意味でしかとらえられていない。
私は思う。そんなに現状が厳しければ「逃げて」しまえばいい。
批判する人がいても、そんなのは無視しておけ。何より大切なのは自分が
快適に生きることであり、どうしようもできない状態に拘泥してしまうよりは
「逃げて」しまったほうがいいではないか。なぜ、現状にそれほどこだわる
必要があるのか。

逃げる。そんな選択肢を持っておけばいいと思うのだ。

納期調整や、低すぎる給料、社内での地位の低さーー。

ある人にとって悩みでもないことが、ある人にとっては悩みとなり、
それがウツを引き起こすことはたくさんある。
「そんな悩みなんて、アフリカの飢える子供たちの悩みと比較したら
たいしたことではない」と言う人がいる。
ただ、悩みは相対化できるものではなく、個別論で語るべきものだ。
もっとも悲惨な人たちの現状と比較することで、ある人の悩みを軽減しようとする
発想は明らかに倒錯したものだ。

ただし、その悩みを解消しようとすれば、私が冒頭の質問者に答えたように
「逃げろ」という想定外の回答も受け入れる必要がある。いや、受け入れる
必要はないかもしれないが、少なくともそのような回答も許容するだけの
気持ちは必要となる。

つまり、自分の想定できる内容であれば、それは結局悩みを解消することは
できず、ほんとうに悩みを解消しようと思えば、自分の想定外の回答を得る
必要があるからだ。

ところで、この「悩み」について、先輩社員から学ぶべきことは多い。
悩みとは、将来（あるいは理想）と現実のギャップによって引き起こされる。
その点では、先輩社員たちの、ある種の「諦観」が悩みを消すことは間違いない。
おそらく、その諦観と、昨今の「悩まない」本ブームは無縁ではないだろう。
先輩から学ぶべきところは、スキルや知識ではなく、仕事態度に移ってきている。
これは皮肉ではなく、ほんとうに。


■セミナーご紹介
『調達・購買業務の効率化と原価低減を可能とするシステム化、定石と勘所』

私（坂口）が敬愛する日本ユニシスの柴田さんが急遽、弊社でセミナーを実施
いただくことが決定しました。柴田さんといえば、5X5マトリクス思考術を
有名にした方であり、ベテランSEとして深く調達・購買業務に携わって
こられました。

『調達・購買業務の効率化と原価低減を可能とするシステム化、定石と勘所』
セミナー（12月8日開催）は、厚かましくいえば、ご本人の集大成とも
いえるべきものです。

これまで、システム系の会社が実施するセミナーの常套句は、
「今日、学んだことを具現化するために、弊社のシステム導入を検討ください」
というものでした。しかし、今回のセミナーは商売っ気なしのストレートかつ
骨太のものです。

また、タイトルから「調達・購買のシステム担当者向けか？」と思われた方。
そうではありません。「システム」とは「仕組み」であり、調達・購買業務を
スムーズにするための「仕掛け」でもあります。実践知を必要とするすべての
人にお勧めします。

【受講対象者】
・調達・購買のシステムにご興味のある方
・上記以外の方

詳しくはこちらまで
http://www.agile-associates.com/training/training_detail_system.html

１．購買業務の全容
　　　1．調達・購買業務とは
　　　2．基本的な業務の流れ
　　　3．調達・購買部門の役割
　　　4．購買業務に関する課題群
　　　5．課題解決に必要な視点と施策

２．システム化の定石
　　　1．調達・購買業務のシステム化の歴史
　　　2．現在のサプライヤ・リレーションシップ・
　　　　 マネジメントシステム
　　　3．サプライヤ・リレーションシップ・マネジメント鳥瞰図
　　　4．サプライヤ・リレーションシップ・マネジメント鳥瞰図の見方
　　　　 と利用法
　　　5．サプライヤ・リレーションシップ・マネジメントシステムの
　　　　 基本構成

３．重要項目の適用法解説
　　　1．調達・購買業務プロセスの効率化
　　　2．原価低減の手法
　　　3．サプライヤ管理
　　　4．サプライヤ評価と調達・購買戦略立案
　　　5．コンプライアンス・ＢＣＰ
　　　6．システム化の実践と留意点
　　　7．ＩＴ環境の進化

４．システム化事例
　　　1．精密機器A社：プロセスの標準化をしてグループ各社に
　　　　 展開し業務効率化
　　　2．マスコミB社：業界固有ニーズを反映したシステムで
　　　　 コンプライアンス確立
　　　3．自動車C社：サプライヤ・ポータルを用い双方の利便性を
　　　　 飛躍的に向上
　　　4．建設D社：見積の電子データ入手とその科学的分析で
　　　　 原価低減実現

５．自己研修（システム化対象テンプレートを用いて自社の現状を把握後、
   どこに着眼して効果を得るかを考える）

詳しくはこちらまで
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2011年12月開催「調達・購買人材向けトレーニングセミナー」の
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【基礎セミナー】
　製造業「調達・購買業務基礎」セミナー
　　講師：野町直弘
　　日程：2011年12月21日(水)
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【現場学セミナー】
　調達・購買担当者のための
　「一から学ぶサプライヤ評価とサプライヤマネジメント実務」セミナー
　　講師：坂口孝則
　　日程：2011年12月6日(火)
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　「調達・購買業務の効率化と原価低減を可能とするシステム化、
　定石と勘所」セミナー
　　講師：柴田晴康
　　日程：2011年12月8日(木)
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   <title>2011.11.22号「価値観の共有−大震災から学ぶ調達・購買部門に最も必要なこと−」</title>
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   <published>2011-11-22T04:00:00Z</published>
   <updated>2011-11-23T07:19:33Z</updated>
   
   <summary>☆今週のメッセージVol.1「価値観の共有」
　　−大震災から学ぶ調達・購買部門に最も必要なこと−
☆「調達・購買人材向トレーニングセミナー」のお知らせ
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      <name></name>
      
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　☆今週のメッセージVol.1「価値観の共有」
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■　今週のメッセージVol.1「価値観の共有」
□　　　　　　　　　−大震災から学ぶ調達・購買部門に最も必要なこと−
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先日日本で一番多くの調達・購買・資材部門の人間が集まる
「調達・購買革新大会」が実施されました。
「調達・購買革新大会」は日本能率協会が年に一回この時期に2日間にわたって
実施しているもので、毎年様々なテーマで様々な方が講演されます。
今回私も部分的ではありますが「3.11と購買」と題する東日本大震災に関する
パネルディスカッションを拝聴しました。

その中でパネラーを務めたある方のおっしゃったことが非常に印象に残りました。
「今回の震災対応で改めて必要性を感じたのは価値観の共有です。つまり
こういう危機的な状況においては、何が大切で何が大切でないのか、
購買部門としてどういう役割を果たしていくべきなのか、これが一層
求められるのです。しかし、この価値観の共有は震災が起きてから進めるという
ことではダメなのです。日常から部全体の価値観や方向性を共有していないと
（いざという時に）同じ方向に進むことはできないのです。」

今回このセッションは弊社坂口がコーディネーターを務めたのですが、
彼も最後にこう締めくくりました。
「今回震災後の調達・購買部門の実態を把握するために、多くのバイヤーから
アンケート調査を行いました。その結果多くのバイヤーが共通してあげた
課題が、価値観の欠如だったのです。つまり『ある上司はとにかく
モノ確保に走れ、と言い、ある上司は情報収集のために現地に行け、と言う、
ある上司はまずは安否確認から行い、あまり無理な対応はするな、と言う』
このような危機的な局面であればこそ、ますます即時の判断が迫られます。
つまり何らかの共通する価値観がなければ全体の進む方向がバラバラに
なってしまいます。」

具体的な価値観については先ほどのパネラーの方がこのようにおっしゃて
いました。
「購買は顧客、営業、生産、開発などの声をそのまま取引先に流すことが
仕事ではない。全体のコーディネータとして全体最適に貢献していく立場で
あるべき」
このような価値感を常に部員の中に共有できていれば、バラバラな行動は
なくなるでしょう。

振り返ってみるとこれは何も震災後の対応だけの話ではありません。
私は今まで多くの調達・購買改革リーダーの方と話をさせていただきました。
これらの方の共通する資質は常にブレない価値観を持っているということです。

小手先の手法も大事ですが、改めて価値観の共有の意義を感じる機会となりました。

（追伸）
今回私が尊敬するあの5X5マトリクスで有名な柴田さんが弊社セミナーを
担当していただくことが急遽決定いたしました。
『調達・購買業務の効率化と原価低減を可能とするシステム化、
定石と勘所』セミナー（12月8日開催）と題する柴田様の今までの実務経験の
集大成になります。柴田さんは日本ユニシスにお勤めになられ、
2000年以降に本格化したe（電子）調達システムではパイオニアとして
システムの普及に従事し、客先トップへの提案から、適用現場での苦労話まで
多くの「引き出し」を持っていらっしゃる方です。
まさにSEを超えた超人間力の持ち主であり、誰をも話に引きずり込む話法には
皆さんも夢中になられるに違いありません。
何よりもこの手のセミナーは「システムの売り込み」を目的としたものが
大半です。しかし、今回のセミナーは参加者のみなさまへシステムを
売り込むことが目的ではなく、純粋に実践知をお伝えするものです。
是非ともご参加いただけますようお願い申し上げます。

詳しくはこちらまで
http://www.agile-associates.com/training/training_detail_system.html

１．購買業務の全容
　　　1．調達・購買業務とは
　　　2．基本的な業務の流れ
　　　3．調達・購買部門の役割
　　　4．購買業務に関する課題群
　　　5．課題解決に必要な視点と施策

２．システム化の定石
　　　1．調達・購買業務のシステム化の歴史
　　　2．現在のサプライヤ・リレーションシップ・
　　　　 マネジメントシステム
　　　3．サプライヤ・リレーションシップ・マネジメント鳥瞰図
　　　4．サプライヤ・リレーションシップ・マネジメント鳥瞰図の見方
　　　　 と利用法
　　　5．サプライヤ・リレーションシップ・マネジメントシステムの
　　　　 基本構成

３．重要項目の適用法解説
　　　1．調達・購買業務プロセスの効率化
　　　2．原価低減の手法
　　　3．サプライヤ管理
　　　4．サプライヤ評価と調達・購買戦略立案
　　　5．コンプライアンス・ＢＣＰ
　　　6．システム化の実践と留意点
　　　7．ＩＴ環境の進化

４．システム化事例
　　　1．精密機器A社：プロセスの標準化をしてグループ各社に
　　　　 展開し業務効率化
　　　2．マスコミB社：業界固有ニーズを反映したシステムで
　　　　 コンプライアンス確立
　　　3．自動車C社：サプライヤ・ポータルを用い双方の利便性を
　　　　 飛躍的に向上
　　　4．建設D社：見積の電子データ入手とその科学的分析で
　　　　 原価低減実現

５．自己研修（システム化対象テンプレートを用いて自社の現状を把握後、 
    どこに着眼して効果を得るかを考える）

詳しくはこちらまで
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（野町　直弘）

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   <title>2011.11.8号「超円高に耐えうる調達機能とは？−調達機能移転とコマツみどり会−／鹿の角から学ぶ」</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.agile-associates.com/2011/11/2011118.html" />
   <id>tag:www.agile-associates.com,2011://1.1248</id>
   
   <published>2011-11-08T04:00:00Z</published>
   <updated>2011-11-10T01:03:09Z</updated>
   
   <summary>☆今週のメッセージVol.1「超円高に耐えうる調達機能とは？」
　　　　　　　　　　　　　−調達機能移転とコマツみどり会−
☆今週のメッセージVol.2「鹿の角から学ぶ」
☆「調達・購買人材向トレーニングセミナー」のお知らせ
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　　　　　　　　　　　　　−調達機能移転とコマツみどり会−
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■　今週のメッセージVol.1「超円高に耐えうる調達機能とは？」
□　　　　　　　　　　　　−調達機能移転とコマツみどり会−
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超円高、私は2011年は日本企業にとって第三の開国期になるということを
年初に言いました。
またその中で調達機能に求められることは非常に厳しいものになっていくと
考えていました。
はからずも東日本大震災、欧州経済危機、タイ洪水被害など日本企業の
現況はたいへん厳しいものになっています。

こういう局面で企業がどういう対応をしていくのか、
今回はそれを読み解くために2つの企業の事例をご紹介します。

1社目はパナソニックです。9月14日の新聞発表によるとパナソニックは
『調達、物流の両本部を12年4月にもシンガポールに移す』と発表しました。
またこれにより『アジアで安価な部材調達を加速するとともに、円高に対して
ドルでの調達を増やす。また、世界の取引先企業を１万７０００〜
１万８０００社（10年度）から12年度までに約１万社へと約４割減らすなどの
調達改革を進め、年約６００億円のコスト削減を狙う。』を狙いとしています。
新聞によると『日本企業の本社機能の海外移転は異例。取引先企業の削減は、
国内の下請け企業に大きな影響を及ぼす可能性が高い。』という記載でした。
グローバル調達における調達本部制の導入により海外生産分の調達に関しても
集中購買を推進するという動きは多くの企業で推進されています。
しかし本社機能自体を海外に移転するというのは、やはり新しい試みです。
当然のことながら世界中で優秀なバイヤーは尊重される一方、
低付加価値な業務はどんどん低コストな労働力にとって代わられることは
言うまでもありません。

2社目はコマツです。ご存知な方も多いとは思いますがコマツは従来の
系列制度、協力会制度を改革した取り組みである『コマツみどり会』という
部品メーカーとの協力関係を築き、優先発注、資金繰り支援、もっと言えば
『文化まで共有』していくことでコマツグループ全体としての競争力強化を
果たすことを狙っています。『コマツみどり会は現在163社が加入しており、
社数ではコマツの取引先の14％にすぎないが、調達量は8割に近い』という
ことです。中国にも「小松中国みどり会」を発足し日本と同様の活動を
していく方針を持っています。そのやり方は『従来型のケイレツとは大きく
異なる。「理由のない値下げ要請はしない」「注文キャンセルは禁止」。
目指すは「農耕民族型」の部品調達だ。』とのことです。
コマツはこのような活動を元にサプライヤーとともに先を見据えた関係を
築くことで、円高下の競争を勝ち抜く考えなのです。

どちらのやり方が正しいか、それは現段階では何とも言えません。
ただ両社ともに現在の経済環境下でやらなければならない改革を先んじて
進めているのです。コマツにいたっては1960年代からこの活動を進めています。
一見全く違った方向に向かっているように見えますが、両社とも強固な
サプライチェーンとコスト競争力の強化を目的にしたものなのです。
非常に興味深いですね。

<<両社に関する記事出典>>
 パナソニック：調達、物流の両本部シンガポールに移転へ
                2011年9月14日付毎日新聞より
       コマツ：中国で部品会社育成
                2011年10月21日付 日経新聞より

（野町　直弘）

□■……………………………………………………………………………………
■　今週のメッセージVol.2「鹿の角から学ぶ」
□
■□……………………………………………………………………………………

先日、あるお客様との懇親会の中で、面白い質問がやりとりされました。
その質問は「角の生えている鹿と角の生えていない（折られた）鹿、
どっちが長生きするか？」というもの。
もしお時間がある方は、考えてみてください。


いかがでしょうか？

その懇親会に参加していたメンバーでも
「角の生えている鹿」・・・角は唯一の武器であり、角がないと戦えなくて
倒されてしまう。
「角の生えていない鹿」・・・角を持っていると戦いに巻き込まれるのでは
ないか。一度角を折られている為、逃げ方を知っている。など。
と意見が分かれます。

結論としては、この質問は正解がないのが、正解です。が、最も重要なことは
「角を使い分ける」ことだというのです。
考えてみましょう。

角が生えている鹿は、戦うことができます。上手くいけば勝つことが
できるでしょう。が、言いかえれば、常に戦いに巻き込まれてしまうのです。
戦いに巻き込まれ続けて疲弊してしまい、最後には負けてしまうかも
知れないのです。人間で考えれば一生戦い続けることなど、
できるはずが有りません。

一方、角が生えていない鹿です。角が生えていない鹿は、一度おられている為、
逃げる術を知っています。狙われることなく、常に戦いに巻き込まれることは
有りません。が、逆に言えば、戦うべき場所でも戦えず、負けてしまうのです。
上記とは逆になりますが、全く戦わないことも難しいでしょう。

私がこのやりとりの中で一番考えさせられた事は、
「角と同じように武器を持つ必要性」です。
自分自身の強み・武器を持たなければ戦うことすらできないのです。
ビジネスの中でも、日常生活の中でも自分自身の武器を持ち、磨き上げる
必要があります。

そして、その武器を闇雲に振り回すだけではいけないということも併せて
考えさせられるのです。
ＴＰＯとはよく言われることですが、常に戦っているだけでは、
上記の事例からも疲弊してしまいます。

私たちはビジネスの場で自分自身の武器を意識する機会など少ないかも
知れません。が、その武器に気付き、磨き上げ、使い方を学ぶことが、
今後起こりえる様々な局面を乗り越えていく為に最も必要なことだと
改めて感じました。

皆さんも自分自身の武器を探し、使い方を再度考えてみてはいかがでしょうか。

（奥田　高太）

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   <title>2011.10.24号「家族の虐殺問題」</title>
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   <published>2011-10-24T04:00:00Z</published>
   <updated>2011-10-24T04:00:14Z</updated>
   
   <summary>☆今週のコラム 『大震災のとき』
☆10月〜12月開催「調達・購買人材向トレーニングセミナー」のお知らせ
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アジルアソシエイツの坂口孝則が送る　
〜調達購買マネジメントの深層と真相と心操〜
─────────────────────────── 2011.10.24 ─

* 当メルマガでは、調達・購買・資材に関わるみなさんが、愉しんでいただける
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■　☆今週のコラム 『家族の虐殺問題』
□        
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「１億円をもってこい！！」

こんなことを言われたらどうだろう。そんなことをいきなり他人にいう人は、
おそらく狂人か、私たちの理解を超えた人だろう。

しかし、こういう仮定だったらどうか。

あなたの家族が殺人犯に捕まったとする。そして、その殺人鬼からあなたの
元に一本の電話がかかってくる。その殺人鬼は家族を虐殺すると告げる。
ただし、家族が殺されないために、一つできることがある、という。

それは「１年以内に、１億円をなんとか集めて持って来い」というものだ。
これならば、どうだろう。おそらく、ほとんどの人が、一年間を必死の思いで
駆け抜け、できることはなんでもやり（もちろん合法の範囲で）、必死に
必死になんとか１億円を集めようとするのではないだろうか。

さらに、こういう仮定を加えたらどうだろうか。
「１億円を持ってくるときに、誰かから借りてくるんじゃない。お前がなんとか
稼いで持って来い」。これでも、私には不可能とは思えない。
ほとんどの人たちが頭をひねって、なんとか家族を助けるために１億円を
工面するのではないか。

では、とここで立ち止まる。

なぜ、必死に頑張ったら１億円を１年間で手に入れることができるのに、
今のあなたはそうしないのか、と。もちろん、これは私自身に向けた問いでも
ある。家族の虐殺を防ぐためであればできることを、なぜ平時の状態では
できないのだろうか。

ここで問題を、少し変えてもいい。
「一年間に、10％のコスト低減ができなければ、お前は来年から仕事を失い、
そして新たな仕事を得る見込みもなくなる」と。なんと、容易に思えること
だろう。たったの、10％で良いのか、と思った人もいるに違いない。
失業するくらいであれば、必死に頑張って、10％のコスト低減くらい成し遂げる
人が続出するだろう。
結局は、仕事の成果とは、その緊迫感の有無にかかっているところが大きい。

あるとき不可能だったものが、前提を変えるだけで可能となる。それがたとえ
「１億円を持って来い！」だったとしても。

では、この比喩は極端なものなのだろうか。

私にはそう思えない。どの企業も、どの個人も、恐ろしい崖っぷちに立っている
にも拘わらず、その危機感は希薄である。
「一年間に、10％のコスト低減ができなければ、お前は来年から仕事を失い、
そして新たな仕事を得る見込みもなくなる」という仮定は、極端なものではなく、
まさにバイヤーが今置かれている状況だと思うのだ。

もちろん、家族を虐殺される、という仮定に比べたら、それは易しい。しかし、
私にはその程度の切迫感をもって仕事に立ち向かうべきときだ、と思われる。

会う人、会う人が口を揃えて「今大変なんですよ、給料も下がっちゃって」と
嘆いている。しかし、その人たちの中で、実際に変革に向けて挑んでいる
人たちは、驚くほど少ない。何かを必死にやり遂げようとする人たちも、
驚くほど少ない。

これでいいのだろうか。

出てくる愚痴は、「政治が悪い」「会社が悪い」「本社が悪い」
「環境が悪い」ばかり。
でも、そう叫んでもマクロを一変させることはできない。
しかし、身近なミクロを変えていくことはできる。
少なくとも、変えるために努力することはできる。

家族が虐殺されるというレベルの危機感を常に抱き、調達・購買部員が
一丸となって日々の仕事に取り組んだら、どれだけの変化があるだろう。
どれだけの素晴らしい将来を創り上げることができるだろう。

必要なのは、たいしたものではない。少しの情熱、少しの勇気、
そして少しの知識だろう、と私は思う。

同時に多くの人は、おそらく、本気じゃないんだな、と思う。
「今大変なんですよ、給料も下がっちゃって」と言っているバイヤーは、
現状を嘆くだけで、ほんとうに何かの変化が必要だとは思っていない。
変えようと、一歩を踏み出すことができていない。

そう、本気じゃないのだ。

でも、本気じゃなくて良いのだろうか。ここで繰り返し書いてきたように、
いま、たとえば日本の製造業は歴史的転換点にいる。そう思う。
今後、円安誘導で多少企業の業績が改善したからと言って、それは小手先に
すぎない（以前、拙著「利益は「率」より「額」をとれ!―1%より1円を
重視する逆転の発想」に理論的に書いてみた http://amzn.to/bxwm6U ）。
産業構造の大幅な転換こそが求められている時期にきている。

焼け石に水の政策も、しないよりはしたほうが良いだろうが、根源的な
問題解決ではない。

これまでのような、悠長なことは言っていられない。
途上国は、劇的なコスト安価な労働力をもって、すぐそこまで日本を
追いかけてきている。そうなれば、これまでの調達・購買業務も変化せざるを
得ない。そして、これまでになかった、大幅なリストラクチャリングも
経験することになるだろう。

変化のためには、自己宣言としての目標が必要だ。
あなたは、「半年以内に10％のコストを削減する」という目標を立てるだろうか。
あるいは、「内製比率を劇的に下げ、50％以上を途上国へのアウトソーシング
によってまかなう」という暴挙に出るだろうか。それらは、すべて過激と
思われつつ、しかし、立てなければいけないかもしれない。

変化が必ずしも良い結果を生むとは限らない。ただ、良い結果を生むためには
変化が必要だ。

いまこそ、暴言のような目標を聞きたい。
いまこそ、暴挙のような組織改編を見たい。

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   <title>2011.10.17号「コスト削減のコツ（パート2）／環境対応への難しさ」</title>
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   <published>2011-10-17T04:00:00Z</published>
   <updated>2011-10-17T04:00:07Z</updated>
   
   <summary>☆今週のメッセージVol.1「コスト削減のコツ（パート2）」
☆今週のメッセージVol.2「環境対応への難しさ」
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　☆今週のメッセージVol.2「環境対応への難しさ」
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■　今週のメッセージVol.1「コスト削減のコツ（パート2）」
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今回は2007年のメルマガで掲載させていただいたコスト削減のコツについて
加筆修正しましたものを送付させていただきます。

よくお客さんに「どのようなやり方でコスト削減するのですか？」
と聞かれることがあります。
経験的には色々なやり方があるのですが、まあつきつめて言うと
以下の3つのポイント＋1になると思います。

　1.競わせる
　2.コスト推計を行い妥当性を評価
　3.前提を変える

まずは、3点について簡単に説明します。

1.競わせる
これは相見積り、入札、競争入札等、複数社を競わせて比較を行い
コスト削減を図っていく方法です。これは大企業だけでなく、
中堅・中小企業でも有効な方法です。しかしこの手法は単に複数企業に
同一条件で見積りを提出させるだけではありません。
例えば我々がオフィス移転をする際に封筒を作り直さなければならないので、
ある印刷会社さんから見積りをとっていました。その時の封筒コストの
見積りが例えば25万円だったとしましょう。
でも前に作った封筒が多く余っていたので、住所の部分だけに貼るシールを
検討することにしました。
次にシールの見積りを取ったのですが、同じ会社の見積りでは5万円くらい
でした。感覚的にちょっと高いと思い、他社からも見積りをとったら
なんと見積りは3千円。

つまり最初は25万円だったものが別にたいした競争もせずに最終的には
3千円になりました。ここでは提案させ競わせることで大幅なコスト削減を
実現したのです。

2.コスト推計を行い妥当性を評価
これは部品や原材料などの製造原材料で使われる方法です。
コスト構造をブレイクダウンし、見積り価格が妥当なのかどうか評価を行い、
サプライヤさんの理解を得てコスト削減を行う方法です。
ただし、この場合コスト推計の基準となる材料費、加工費、賃率、
加工工数等は複数社の比較や市場の最安値（ベンチマーク）を
参照することになりますから、コスト推計を行う上でも複数社の
コスト基準を比較しながら交渉を進める方がより効果的です。
この手法の限界は最終的にはサプライヤさんとの力関係になるという
ことです。いくら最適価格がこれ位になるのでは、と指摘したところで、
サプライヤさんがその価格に納得しなければコスト削減は実現できない
からです。

3.前提を変える
これは、購入の前提条件を変えることです。例えば、今まで部署ごとに
色々なサプライヤから購入していたものを全社で一括の契約にして
購入数量をまとめボリュームが増えたことでコスト削減を図る、とか、
無駄な仕様やサービスを減らすことでコスト削減を図る、等いろいろな
やり方があります。例えば数量をまとめるという点では、
集中購買そのものの取り組みになります。今までバラバラに要求者毎に
購入していたものを一つの部署や人に契約権限を集約し、ボリューム
を前提にコスト削減を図っていく。このような余地は殆どの企業で
まだ残されています。

通常、コスト削減の活動は上記の3つのポイントに留意しながら、
3つのポイントをミックスさせてそれぞれの購入品にあった方法で
コスト削減をしていきます。

しかし一番効果的な方法（＋1）は「買わない」ということです。
「買わない」ということが難しければ「最適な量を買う」に置き換えても
よいでしょう。企業は知らず知らずのうちに余計なモノを買ってしまいます。
ある雑誌記事によると某自動車メーカーは各自の机の引き出しの中にある
文房具を全てある一か所に集めたそうです。文房具が必要な場合は
そこから随時借りていく。それによって一年位文房具を購入しなくても
問題がなかったそうです。このような経費はもちろん、出張旅費なども
テレビ会議で対応できないか、今までは複数人出張していたところを
1人に集約できないか、ということから回数を減らす取り組みは
どこの企業でも一般的になっています。
もっと言えば90年代後半のサプライチェーンマネジメントの考え方は
主に工程間に溜まる非計画的な在庫を如何に低減していくか、ということに
主眼が置かれていましたが、これも「最適な量を買う」という取り組み
そのものです。

これらの4つのポイントをうまく活用することでどんな企業でも簡単な
コスト削減が実現できるのです。

ということでおさらいでした。

（野町　直弘）

□■……………………………………………………………………………………
■　今週のメッセージVol.2「環境対応への難しさ」
□
■□……………………………………………………………………………………

昨今、環境規制対応・環境対応が一つのキーワードになっています。
厳しく規制が引かれ、製造業では、RoHS指令、REACH指令などの規制に
対応すべく、グローバルでより厳格に管理される方向は間違いありません。
自社製品に組み込まれる各種部品の管理もありますので、購買・調達部門でも、
取引先の化学物質管理に手を焼いていらっしゃる方もいらっしゃるかと思います。

私も、過去いくつかのお客様の購買部門から
「化学物質管理の手段・状況」をお伺いしたことがあります。
それらのお客様に共通して言えることとしては、以下の例のように
どの企業も苦しんでいるというものです。

　・一次取引先からの回答のみ
　・Excelなどで収集し、自社（バイヤ）が入力
　・なかなか情報があつまらず苦労している
　
上記の通り、購買部門では、取引先から情報を集めなる部分で労されています。
また、「回答できない企業は切替を考える」と言いながらも、中々切替が
できないという難しさも潜んでいます。そのような悩みをかかえて
いらっしゃる担当者は多いのではないでしょうか。

そんな中、10月13日（木）日経新聞にシャープが化学物質の管理を
厳格化する旨の記事が掲載されました。
http://s.nikkei.com/r5IArL
シャープの取り組みは、システム化による強化、そして環境管理範囲を
広げるというメッセージを強く打ち出すという意味でも有用であると
感じています。少なくとも日経に掲載されていることからも、
今後取引先に向けてグローバルで強く訴えていく事になるでしょう。

一方でこの記事で難しいと感じたのは、この管理に「独自システム」を
構築したという点です。

これは他のシステムにおいても同様ですが、「独自システム」が
買い手企業側で乱立してしまうと、売り手企業側の管理は、
買い手企業にあわせてシステムに入力しなければならなくなる為、
大変煩雑になります。
例えば５社と取引をしていた場合には、入力の手間に５倍もの時間が
かかります。本記事のように一次請け→二次請けと展開していくのであれば、
各社の取り組みが強化されると共に、より取引先への負荷がかかることは
間違いないでしょう。

競争社会でありますが、このような化学物質の管理などの各社が守るべき
者については、自社最適化のみでなく社会最適を考え、負荷を下げるように
動くべきものではないかと思います。統一した規格・統一したシステムを
開発し、取引先に負荷をかけないことが運用が回ることにつながるのでは
ないでしょうか。なかなか統一したインフラがない現状でそのような事を
期待するのも難しいのかもしれません。
しかしながら世界的に環境規制が高まりを見せている今、全体最適を
目指す為にも、そのような取組が始まることを期待してしまいます。

（奥田　高太）

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   <title>2011.10.3号「調達・購買分野での歴史的な本と知のPDCAつくり／共同配送ではなぜコストが下がるのか」</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.agile-associates.com/2011/10/2011103pdca.html" />
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   <published>2011-10-03T04:00:00Z</published>
   <updated>2011-10-03T04:46:54Z</updated>
   
   <summary>☆今週のメッセージVol.1「調達・購買分野での歴史的な本と知のPDCAつくり」
☆今週のメッセージVol.2「共同配送ではなぜコストが下がるのか」
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　☆今週のメッセージVol.2「共同配送ではなぜコストが下がるのか」
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■　今週のメッセージVol.1「調達・購買分野での歴史的な本と知のPDCAつくり」
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坂口氏からのメルマガにもありましたが、9月26日に日刊工業新聞社より
「大震災のとき！ 企業の調達・購買部門はこう動いた
　これからのほんとうのリスクヘッジ」が発刊されました。
　（http://amzn.to/ruhKdK）

編者は坂口氏と購買ネットワーク会の幹事である牧野直哉氏ですが、
著者は購買ネットワーク会となっています。

この本が何故歴史的なのか？と言いますと
著者が購買ネットワーク会だということです。
ご存知な方も多いとは思いますが、購買ネットワーク会とは
2005年にスタートした日本最大の調達・購買業務に携わる方の交流会組織です。
当会は坂口氏と私が発起人になって立ち上げたものでしたが、
今では600名を超えるメンバーが集まっています。
今回の著書はこの会に参加されている方々からの情報やアンケートを元に
執筆されたものです。約20項に及ぶアンケート結果や本編の中の記述も
基本的に購買ネットワーク会の方々からの生の声を元に書かれています。
このような取組みは私が知る限りでは初めての試みと言えるでしょう。

日頃コンサルタントという職業は特定の顧客に対してサービスを提供する
ものです。しかし新しい考え方や概念、技術、手法を開拓することも
必要です。そのためには多くの企業や先進的なバイヤーの具体的な取組みの
情報を収集し、それを体系化し多くの企業や人たちに伝えていく。
これを誰かがやらなければ進歩はないのです。そういう点からも今回は
その役割を坂口氏と牧野氏がされた訳ですが、私のような第三者的な人間が
そういう役割を担ったりそういう役割を担う機能を生み出したりしていく
必要性があることを今回の本を読みながら一層感じました。

新しい取組みのテスト的な実行→具体的な取組み情報の収集→明文化体系化
→他への展開→取組み方法の修正、

このようなサイクルを回せるような仕組みを作ることが日本企業にとって
より一層求められているのです。
つまり知識のPDCAを回すことなのです。

今年の一月に私は年初の購買ネットワーク会で「今は第三の開国期」であり、
企業に求められるのはスーパーバイヤーであり、オペレーティブな業務は
殆どLCB（ローコストバイヤー）に仕事が移管される、ということを
申し上げました。
先日ある関西グローバル企業が、物流・調達部門の本社機能をアジアに
移転すると発表しました。このように日本にはより一層のグローバル化が
求められています。この時代にはスーパーバイヤーの育成と共に知識の
PDCAの仕組みが必要不可欠になっているのです。

（野町　直弘）

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■　今週のメッセージVol.2「共同配送ではなぜコストが下がるのか」
□
■□……………………………………………………………………………………

10月2日（日）コニカミノルタとエプソンによる複合機などの
共同購買に関する提携の記事が日経新聞に掲載されました。
記事によると積載効率を高めるとともに、据付に関する
人員コストを削減し、２割程度のコスト削減を目指すとのことです。
また、他業界の事例としてアサヒビールとキリンビール、
ミニストップとスリーエフ、出光興産と全国農業協同組合連合会など、
さまざまな業界で共同配送によるコスト削減が始まっていることも
あわせて記されています。
（詳細記事はこちら⇒http://s.nikkei.com/qFjQxs）

なぜ、様々な業界で共同配送の取り組みが行われているのでしょうか。

私は、共同配送にはコスト削減に含まれる複数の要因が含まれており、
コスト削減につなげる可能性が高いためだと考えています。

以前から本メルマガなどでも述べているように
コスト削減の手法（要素）には大きく４つあります。

　１．買う量をなくす・減らす
　２．買うものを変える（標準化する）
　３．買う先を変える・まとめて入札する
　４．交渉する
　※１が一番削減効果が高く、２，３，４の順で削減効果が小さくなります。

上述のうち、１〜３の要素が共同配送には含まれているのです。

では個別に見てみましょう。

まず、「１．買う量を減らす」です。
共同配送では、同じ路線便に荷主企業の商品を混載することができます。
例えば、今まで５０％ずつの積載で2台のトラックで運んでいたとしましょう。
それをそれぞれの荷主企業のアイテムを混載することで、
１台のトラックで配送することができ、1台分の配送費用が浮くのです。
さらに、今回のコニカミノルタとエプソンの取り組みでは、
据付に関する人員削減するとあります。
これらの結果、出荷量を変更することなく、配送費を削減することができます。

次に、「２．買うものを変える」です。
例えば、それぞれの荷主企業が使用しているトラック（大きさ）を標準化する、
据付に必要なメンバーのスペックを揃えるなど、
仕様の標準化によるコスト削減が見込めるのではないかと考えています。

最後に「３．買う先を変える」ですが、これはメルマガ読者の皆様でしたら
お分かりになると思います。
要は、「複数企業のボリュームメリット」を生かして、新規企業も含めた
取引先への入札を行い、今まで以上の単価で購入することができるように
なります。
共同配送の場合には、双方の既存事業者に声をかけるだけでも、
双方の既存事業者も確実に案件の確保を目指すため、魅力ある提案が
出てくるのではないでしょうか。

ここまで解説したとおり、共同配送にはいろいろなメリットがあるのは
お分かりいただけたのではないでしょうか。
但し、「言うは易し、行うは難し」という格言が示すとおり、
複数企業による共同配送はそれぞれの企業文化の違いもあるため、
一筋縄で進まないものでもあるでしょう。

しかしながら、これらの事例が示すとおり、共同配送の流れは
どんどん進んでいくと考えます。そして、共同配送にとどまらず、
他の物品への共同購買についても今後より深まっていくのではないでしょうか。

（奥田　高太）

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   <title>2011.9.26号「大震災のとき」</title>
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   <published>2011-09-26T04:00:00Z</published>
   <updated>2011-09-26T04:43:47Z</updated>
   
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アジルアソシエイツの坂口孝則が送る　
〜調達購買マネジメントの深層と真相と心操〜
─────────────────────────── 2011.09.26 ─

* 当メルマガでは、調達・購買・資材に関わるみなさんが、愉しんでいただける
辛口コラムを発信します。ご感想・リクエスト、あるいは購読の解除は末尾にて。
よろしくお願いします。

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　☆今週のコラム 『大震災のとき』
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■　☆今週のコラム 『大震災のとき』
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記念碑的な作品を出版することになった。

「大震災のとき!企業の調達・購買部門はこう動いた
　―これからのほんとうのリスクヘッジ」だ。私の20作目の本だ。
http://amzn.to/ruhKdK

　・あのとき全国の調達・購買・資材部門はどう行動したか
　・これからの調達・購買・資材に必要なこととは
　・クラッシュマネジメントとは
　・調達・購買のリスクにどう対処すべきか
　・社内対応をどうするべきか

などなど、これ以上にない内容を盛り込んだ。
東日本大震災は、全国の調達・購買部門に、いくつかの問題をつきつけた。

　・これまでのサプライチェーンのあり方が正しかったのか
　・調達・購買部門はサプライヤーにいかに接するべきか
　・生産復旧をいかに行うべきか
　・これからの調達・購買構造はどうあるべきか
　・ＢＣＰを建前ではなく、活用する方法は

これらの問題に対する、現時点での「解答」を一冊にまとめた。
おそらく、サプライチェーンの震災対応本としては嚆矢になるはずであり、
調達・購買の緊急対応策の考察としても今後は無視できない本になるだろう。
この本の印税は、全額、被災地に寄付することになっている。
ぜひ、（騙されたと思って）ご購入とご一読をお願いしたい。

＊	＊

また本作品が、なぜ「記念碑的」かというと、
著者名が「購買ネットワーク会」だからだ。

購買ネットワーク会とは、多くの人がご存知の通り、
全国の調達・購買担当者の集まりだ。私が立ち上げ、
いまでは全国で７００名弱のメンバーを有するまでになった。
この会では、調達・購買に関わる情報を交換しており、
先端の研究を重ねている。２ヶ月に一度、会合を開催し、
いまでは実務を伝授する私塾を持つに至った。

当初、全国の調達・購買担当者の会を開こう、と同志に提案したとき
「そんな会は存在しえない」といわれた。知識体系もなく、かつ、
そのような勉強会を開催しても需要はないというのだ。
しかし、その予想は運良く裏切られた。いまでは、購買ネットワーク会も、
私塾も開催のたびに会場が満員となっている。ありがたいことだ。
調達・購買の知識を吸収し、かつ同業者たちと交流したい気持ちは
私の想像以上だった。もちろん、いまでも会員は募集しているし、
時間が許す限り、これらの会合にご参加いただきたい。

その購買ネットワーク会を著者として本を書くことができた。実際の文章は、
私ともう一人の共著者が主に請け負っている。ただ、全国の担当者への
アンケートやヒアリングなしには本書は成立しえず、その意味でも、
購買ネットワーク会が著者とするにふさわしい。

＊	＊

本来は、あまり「印税は、全額、被災地に寄付する」などと言いたくない。
それは、どこか押し付けがましく、偽善的な感すらあるからだ。
しかし、偽善であっても寄付をする人と、憂慮するだけの人と、
どちらがマシだろうか。

どんな批判があっても、偽善と言われても、寄付をする道だってあるのでは
ないか。それが今回、私が辿りついた結論だった。
たとえ、多くの人を煽ったとしても、被災地への支援という一点のみで、
私の試みに賛同してくれる人もいるかもしれない。
その賭けにも似た試みを、今回、してみたいのだ。

偽善者について私は思いを巡らせている。
なぜ、良いことをして、善くない、などということが起きるのだろうか。
それは、現代人の心のなかに、良き行為は善い精神に支えられるべきだ、
とする「前提」があるからだ。
歴史的にいえば、プラトン時代にはそのようなことはなかったのに、
カント時代には、その「前提」が生じた。もっといえば、その構造について
自覚的だったのがニーチェであり、サンデルの
「白熱教室〜これからの正義の話をしよう」はその構造を無視したところに
議論の限界がある、のだが今回は本題ではないので違う機会に譲ろう
（ちなみに、サンデルの「これからの正義の話をしよう」は道徳を
所与としているため、私には下らない本に思われる）。
衒学的になってしまった。話を戻そう。

繰り返しになるが、今回の本の印税は被災地に全額を寄付する。
そこで、もし可能ならば、下のリンクから本をご購入いただきたい。
http://amzn.to/ruhKdK

・おそらく、amazonでは早期に品切れになるはずだ（たぶん）
・しかし、すぐに補充される（たぶん）から、そのままamazonでご注文
いただきたい
・どうしてもamazonでご注文したくない方は、紀伊国屋か他のネットショップで
ご注文いただきたい

なぜ、amazonでのご注文にこだわるかといえば、順位をあげることで
「購買ネットワーク会」の地位向上と、それによって販売を増やすことで
少しでも多くの印税を被災地に届けたいからだ。もちろん、お買い上げ
いただけるのであれば、どのルートでもありがたいけれど。

＊	＊

最後に、この「大震災のとき!企業の調達・購買部門はこう動いた―
これからのほんとうのリスクヘッジ」では、私が「あとがき」を書いている
けれど、通常のビジネス書ではありえない「文体の工夫」を施しておいた。
おそらく、この文章をお読みいただくだけでも、本書の価格分の価値がある
だろう、と私は思っている。この「あとがき」では、調達・購買の論理の
限界と、私たちに必要な「予想外事象への対応力」について書いておいた。

本書のなかで、またみなさまにお会いしたい。
よろしくお願いします。心から。
http://amzn.to/ruhKdK

・amazon
http://amzn.to/ruhKdK
・楽天
http://bit.ly/pXVJGX
・セブンネットショッピング
http://bit.ly/nSwW4S

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   <title>2011.9.20号「ある購買課長の挑戦（後篇）／改めて考える支出分析（支出の見える化）の重要性」</title>
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   <published>2011-09-20T04:00:00Z</published>
   <updated>2011-09-20T04:01:02Z</updated>
   
   <summary>☆今週のメッセージVol.1「ある購買課長の挑戦（後篇）」
☆今週のメッセージVol.2
　　 　　　「改めて考える支出分析（支出の見える化）の重要性」
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　　　　　　＝2011年10月からの開催予定のご案内＝
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　　 　　　「改めて考える支出分析（支出の見える化）の重要性」
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■　今週のメッセージVol.1「ある購買課長の挑戦（後篇）」
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皆様お待たせしました！それでは後篇をお楽しみください。
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前回プロジェクトXのすごいところを3つあげました。
一つ目は「大きな効果」でした。
二つ目は「継続的で徹底的で愚直な現場改善」ということ。それも購買部門が
主導していることでした。
三つ目が「双方向の取組みとそれを上手く動かす三方よしの方法論」です。

このような画期的な取組みがもたらしたのは、買う側が売る側に
強いるといった「やらせれ感」からの脱却でした。
冒頭にも触れましたがある電子部品製造企業のＡ専務は年次大会で
こうおっしゃっていました。
「まずは他責構造からの脱却が一番の課題でした。
合併が悪い、社員が悪い、合併相手の会社が悪い、部下が言うことを聞かない、
正に最初は他責だらけでした。気づきが必要なのです。
他責からは何も始まらない、まずは自分が主体性を持って現場に入り込み
改善を図っていく。この重要性に気づくのが最も難しかったのです。」

他責からの脱却は自主的な取組みにつながります。
最初は藤元の会社に言われたからスタートしたこの活動は正にこの時点で
取引先の自主的な活動になっていったのです。
「継続的な取組み」から「自主的な取組み」への成長。
これがこのプロジェクトの4つ目の特徴だったのです。

プロジェクトXの最後の特徴、それは「業務改革ではなく企業改革である」
という点です。
ある取引先ではプロジェクトXを「もうけ続けるための仕組み」と
位置づけています。
またある取引先では「企業存続のための活動」と位置付けています。
ここまで行くと企業改革です。
単に一工場の現場改善の取組みではなく自主的な活動として企業全体で取組み、
継続的な収益向上に活かしていく。このような取引先が多く存在している
のです。日本の製造業は中国、インドなどの新興市場の成長、超円高などの
要因から競争力強化が必須です。
日本でモノを作ること自体が成り立たなくなり始めている現時点で
このようなプロジェクトは企業の存続のために必要不可欠な活動なのです。

このような画期的な活動なプロジェクトXですが、元々は藤元課長の上司である
坂本常務がスタートしたものでした。坂本常務は元々生産、物流畑であり
購買については経験がありませんでした。
5年前に購買担当になり、外部に対する金の支払を司る購買部門の重要性を
感じたのです。それと共に現状の購買部に対して大きな疑問を感じていたのです。

「購買部門にとってのお客様は取引先なのに、何故当社の購買部員は
お客様に対して横柄な態度をとっているのだろう。購買部門は社内では
発言力もなく、社内のプロジェクトには殆どメンバーとして参画していない。
また大多数は何かを変えることに消極的である。
この部門をどうにかしなければならない」と。
坂本常務は当時若手の新任課長であった藤元の人間性や才能を認め、
藤元をプロジェクトXの推進責任者に抜擢したのでした。
坂本常務の目は確かであり、その後藤元を中心に進めたプロジェクトXが
ここまでの活動になったのでした。

以前藤元課長と私が飲んでいた時に彼から聞いた言葉があります。

「私は昔、購買の仕事が嫌で嫌でしょうがなかったんです。何故かって・・・
どんなにいい仕事をしても会社からは認められない、収益の殆どを
稼いでいるにも関わらず脚光を浴びるのは営業や技術部門だったからです。
またそういう経緯から自分も知らず知らずの間に他の多くの人と同じように
毎日を何もなく過ごせて、トラブルに巻き込まれないことが一番だと
思っていました。同じ給料なら、なるべく楽にトラブルなく、というようにね。
でも私はこのプロジェクトで生まれ変わったんです。このプロジェクトは
自分にとっても大きなチャレンジだったんです。
私はこのプロジェクトを通じて多くのことを学び、多くのことを得ました。
一番の宝は多くの諸先輩、取引先の方、外部の方とのつながりです。
このような宝を得られたのは、プロジェクトXを苦労しながら進めてきたから
なんです。昔はよく思っていました。
何かチャレンジするにしても自信がない、と。
しかしこのプロジェクトを進めて来て、本当に試し試し進めてきたんですけど、
今は自信を持って後輩に対しても言えます。何かにチャレンジしなさい、と。」

私はこの言葉を聞いて思いました。プロジェクトXの一番の成果は
「一人の購買課長の成長であり、
　そこから生まれた新しい多くの若手人材の成長だと。」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
注釈：この物語はあくまでもフィクションであり、過去もしくは現在において
似たような企業もしくは登場人物がいたとしてもそれは全くの偶然です。

（野町　直弘）

□■……………………………………………………………………………………
■　今週のメッセージVol.2
□        「改めて考える支出分析（支出の見える化）の重要性」
■
□■……………………………………………………………………………………

私たちは多くのお客様のコスト削減を支援してまいりました。
そのようなプロジェクトを立ち上げる際、ほぼすべてのプロジェクトで
支出分析を行い、お客様の支出状況の全体像を把握します。

それらの活動により、コスト削減ターゲット品目とコスト削減目標を
有る程度見極めることができ、実際のコスト削減活動の精度も
上がっていくのです。本メルマガでも数回書いていますが、
私たちはその全体像の把握（支出の分析）が最も重要だと考えています。

が、その重要性がお客様になかなか伝わらなかったケースもあります。
その理由の一つに上げられるのが「この品目だけがターゲットである」という
思い込みによるものです。

あるお客様では、１部門のコスト削減可能性の調査を依頼頂きました。が、
お客様の方でターゲットとして決められていた品目があり、そのデータしか
ご提供頂けません。。。

私たちも何とか最適なコスト削減を行うべく、その部門全体の支出データを
お願いするのですが、自分たちの伝え方も悪く、なかなかデータを
ご提供頂くことはできませんでした。

最終的にはデータをご提供頂くことができ、それを含めたコスト削減および
詳細調査の結果、当初想定以上のコスト削減の可能性を見出すことができ、
お客様にも大変ご満足頂きました。

また、製造業のお客様では、製品単位・ブランド単位で支出の分析を
していながら、品目単位での分析をしていないケースも見受けられます。
これらのお客様においても支出分析は非常に有用です。
例えば、ブランド・製品単位でしか見ていなかったものに対して、
品目の視点を入れブランド横断的に分析をすることで品目毎の支出状況を
把握する事ができ、新たなコスト削減戦略の立案に繋げる事ができるのです。

購買担当者が支出分析を行うことは、日々の活動に新たな視点を入れることが
できるという点で非常に重要だと考えます。私自身も支出分析により、
日々新たな視点を養うことができています。

皆さまの中でも支出分析をしたことがある方、ない方がいらっしゃるかも
知れません。が、分析をする機会に関しては自分で時間を作りさえすれば
可能です。是非、チャレンジしてみてください。
皆さまの日々の業務にプラスになることは間違いありません。

（奥田　高太）

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2011年10月からの「調達・購買人材向けトレーニングセミナー」の
開催についてご連絡させていただきます。

【基礎セミナー】
　製造業「調達・購買業務基礎」セミナー
　　2011年10月19日(水)
　　2011年12月21日(水)
　　2012年 3月 8日(木)
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　非製造業「調達・購買業務基礎」セミナー　
　　　（旧「間接材基礎」）
　　2011年11月17日(木)
　　2012年 2月15日(水)
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現場学セミナー】
　調達・購買担当者のための「海外調達入門」セミナー
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　　2011年11月30日(水)
　　2012年 3月 7日(水)＜大阪開催＞
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　　2011年10月27日(木)
　　2012年 3月14日(水)
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　調達･購買担当者のための
　「サプライヤ工場の見方、改善指導のやり方」セミナー
　　2012年 2月16日(木)＜大阪開催＞
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　　「一から学ぶサプライヤ評価とサプライヤマネジメント実務」セミナー
　　　（旧「実践 サプライヤ評価とサプライヤマネジメント」）
　　2011年12月 6日(火)
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   </content>
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   <title>2011.9.6号「ある購買課長の挑戦（中編）／競り下げ（リバースオークション）の使い方と数字の見せ方」</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.agile-associates.com/2011/09/201196.html" />
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   <published>2011-09-06T04:00:00Z</published>
   <updated>2011-09-06T04:02:25Z</updated>
   
   <summary>☆今週のメッセージVol.1「ある購買課長の挑戦（中編）」
☆今週のメッセージVol.2「競り下げ（リバースオークション）の使い方と数字の見せ方」
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         <category term="メールマガジン" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
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スケジュールの関係で前回の続きを約半月ぶりですが、お届けいたします。
ちょっと長くなりましたので次号で完結させていただきます。
--------------------------------------------------------------------
「当社はこのプロジェクトXでリードタイムが15日から8日に短縮され
約50％削減できました。在庫は20％以上削減できました。結果的に保管庫の
スペースも10％削減でき、トータルでXX億円の定量的な効果を出すことが
できました。」
「当社は滞留在庫が500万円あったものがプロジェクトXの結果50万円に
削減しました。またリードタイムも当初の7日から4日に大幅に短縮することが
できました。」
「我が社はリードタイムが20日から14日に短縮しました。
また客先納期遵守率が100％となり、優秀サプライヤとして
大手取引先4社様から年間表彰を受けました。」
「弊社はプロジェクトの生産改善により不良率の大幅な改善を実現し、
約30％の在庫削減を行い前年比50％の増益を果たしました。」

前回ご紹介したプロジェクトＸが画期的であるポイントは5つほど上げられます。
その中でも一番大きなポイントは『大きな効果』がでていることです。
ここに上げたのは発表会でプレゼンされたプロジェクトの成果の一例に
すぎません。リードタイム短縮、滞留在庫削減、不良率低減、納期遵守率の向上、
生産変動に対するフレキシビリティの向上、これらの効果が、
数％の世界ではなく、ディジット（数十％）単位で実現されていることに
驚きを隠せません。まずはこの成果の大きさがこのプロジェクトが
画期的である理由の一つと言えるのです。

それでは何故、このような大きな効果が出ているのでしょうか。
私がプロジェクトXの実務推進者である藤元課長に尋ねたところ、
このような答えが返ってきました。

「それは大きな成果が出るまで継続して改革を進めるからです。
このプロジェクトをスタートして5年になりますが、未だにゴールは
見えていません。様々な現場改革を進めてトライアンドエラーを繰返し、
昨日よりも今日、今日よりも明日、より生産性を高めようと我々も取引先の
現場担当の皆様も懸命に努力を続けているからです。簡単に言えば効果が
出るまで、いや出ていてもそれに甘んじることなく、継続的に徹底的に
愚直に改革し続けることがこのプロジェクトＸの特徴なのです。
当り前なのですが、上手くいくまで、成果が出るまで、やり続けるから
絶対にいつかは大きな効果がでるのです。」

なるほど、その通りだなと思う。しかし、その一方でこのような
「購買が取り組む継続的で徹底的で愚直な現場改善」が続けられること自体が
このプロジェクトの画期的なポイントの2つ目ということがわかるのです。

サプライヤ育成、工程改善。言葉では言うものの購買部が主導して
そのような現場改善活動がどこまでできるものでしょうか。通常購買部は
現場や技術には弱い事務系人間です。結局はサプライヤに提案依頼を行い、
サプライヤに現場改善の提案をしてもらっているだけではないのか。
購買担当者は日々このようなジレンマを感じながら仕事をしています。
しかしプロジェクトＸの2つ目の特徴は購買部が現場に入り込んで継続的な
現場改革を続けていることなのです。またそれによって大きな効果を
出している。このような取組みは他社には殆ど見られません。豊川自動車が
グループ会社向けの現場改善活動を支援していくことが非常に有名ですが、
これはあくまでも生産室という生産改善専門チームが行っていることですし、
目的や取組み方もプロジェクトＸとはやや異なります。購買部がこのように
生産現場にまで入り込んで現場改革を主導している活動は非常に珍しいのです。
このように購買部が主体となった継続的かつ徹底的な現場改善活動は非常に
難しく、また他に類を見ない取組みと言えるのです。

プロジェクトXには他にも画期的なポイントが多くあります。
その一つとして次に上げられるのが、
「双方向の取組みとそれを上手く動かす三方よしの方法論」です。
先ほど記述しました豊川自動車の生産室の生産改善活動もやはり現場に
入り込んだ改革の取組みです。しかしこの取組みは買い手企業（親企業）が
売り手企業（グループ企業）を指導するという一方通行の取組みです。
この取組みの多くは長続きしません。何故なら、売り手と買い手の理論は
本来トレードオフだからです。買い手企業は改革成果をより多く還元する
ことを求めますし、売り手企業には段々とやらされ感が溜まってきます。
これを防ぐのが双方向の取組みです。売り手企業だけでなく、買い手企業も
同じ土俵で現場改善を進める。この双方向の活動は相互の企業努力によって
競争力強化を成し遂げようという合意を生み出します。
だから継続的かつ大きな成果を出していく取組みとなり得るのです。
つまり「双方向」の取組みは継続的な改善活動には欠かせないのです。
「三方よしの方法論」とは商取引においては、当事者の売り手と買い手だけ
でなく、その取引が社会全体の幸福につながるものでなければならないという
意味での、売り手よし、買い手よし、世間よしという理念であり、
元々は近江商人の経営理念に由来しています。プロジェクトＸでの三方とは
「売り手」「買い手」それから「コンサルタント」です。
「売り手」「買い手」だけでなく、その両社に第三者的な立場で
支援、評価、教育を請け負う立場の外部「コンサルタント」を相対させる。
このコンサルタントの立ち位置が先の双方向の取組みを円滑化するものに
つながっていたのです。

このプロジェクトＸが如何に他にはない画期的な取組みであったのか

今回は3つのポイントについて説明しました。
次号では残りの2点についてご説明したいと思います。
                                                         (次回へ続く)

（野町　直弘）

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
注釈：この物語はあくまでもフィクションであり、過去もしくは現在において
似たような企業もしくは登場人物がいたとしてもそれは全くの偶然です。


□■……………………………………………………………………………………
■　今週のメッセージVol.2
□        「競り下げ（リバースオークション）の使い方と数字の見せ方」
■
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8月18日の日経新聞朝刊に興味を持った記事が掲載されていました。
　「歳出削減に期待の「競り下げ」不発？ 調達、前年より割高の例も」
昨年、今年と数回ご紹介したことがありましたが、今年度から日本政府では、
歳出削減の期待が高い競り下げを導入していましたが、
その効果が思うほど上がっていないというものです。
（ちなみに競り下げはリバースオークションともいいます。
本文ではここからは「リバースオークション」と記載します。）

しかしながら、上記記事には「思うほどの効果は上がらないはず」
と思わせられる、以下の文章が記載されていました。
要はリバースオークションに精通していない人（もっといえば素人）が
実施したような感覚を受けたのです。
　１．コピーA４用紙の調達額は７％上がった
　２．ポスター作製と梱包・発送業務では落札価格は開始価格の
　　　半分以下になったものの、前年比１％高かった。

特に感じた事は以下の３つです。
まず、「A:開始価格の設定が間違っている」というものです。
リバースオークションは価格の上昇局面でない限り、
前年価格をベースとして開催する事が一般的です。
その前年価格に対し複数企業が応札できることをリバースオークションの
参加条件とすることでこのような事を防ぐことはできるはずです。
確かに、国の入札の場合には色々と法律で決められていることも多いのも
事実であり、上記のようなやり方はできないのかも知れません。
が、もう少し上手いやり方はできたと思います。

次に「B:案件の選択・単位が間違っている」というものです。
コピー用紙は確かにリバースオークションをしやすい品目
（複数部署での仕様の統一化、サプライヤ切替のハードルの低さ、
ボリュームメリットの効きやすさ、など）と捉えられがちです。
が、逆にいえば通常の入札でも十分にコストは下がりきっているケースも多く、
オークションをしても下がらない（値上がりしてしまう）ケースも
多くなっています。もう少し多少ハードルは高くともやれる品目を
探すべきだったのではないでしょうか。
また、２のポスター作製と梱包・発送にしても、作製業者と梱包・発送業者は
一般的に異なります。これらを別の品目に分けて入札をすることで
コスト削減を図るという事を考るべきだと感じています。

最後に上記A、Bを含めて、「リバースオークションをやればコストは下がる」
という幻想を持っていたように感じました。
逆にいえば結局のところリバースオークションも一つのツールであり、
正しく使わないと最適な結果にはつながりません。
「リバースオークションを入れればコストは下がる」という発想は
一昔前の民間でよくあった「システムを入れれば業務効率化が進む」という
考えとまったく同じものであり、間違っていることが既に証明されているような
発想だと思うのですが・・・

リバースオークションは使い方によっては上手い効果がでるツールです。
引き続き政府のリバースオークションに従事する方々には、
「より最適な使い方」を民間から学びながら最適コストの追及を目指して
頂きたいと思います。

そして話は変わりますが、この記事に注目する中でインターネットを
調べていたところ、民主党内にもリバースオークションを強く推し進めたいと
考える方も多くいらっしゃるようで、以下のような書籍の出版や記事の
インタビューもされていました。

書籍：「総理、増税よりも競り下げを！脱・お役所価格で財政再建」
http://www.diamond.co.jp/book/9784478016664.html

日刊ゲンダイ：8月25日これは画期的だ「競り下げ方式」は使える！
http://gendai.net/articles/view/syakai/132280

書籍や記事は書く人の思いを見せるものです。特にゲンダイの記事と
冒頭の日経の記事の表現の違いからは、数字は狙いによって色々な表情を
見せる（見せ方がされる）ものだという事を再確認させられます。
（日経の記事は前年単価ベースの削減率、日刊ゲンダイの記事は
開始価格ベースの削減率）

これらのように自分の意思を伝える為には数字の伝え方は本当に重要です。
TPOに応じて数字の使い分けをすることは購買業務に従事する方は
再度意識してみてもいいのかもしれません。

（奥田　高太）

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   <published>2011-08-23T01:38:01Z</published>
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　☆今週のコラム 『電話を切る勇気』
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■　☆今週のコラム 『電話を切る勇気』
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【電話を切る勇気、負けない勇気】

社外の説得よりも社内の説得のほうが骨が折れる。
これは、おそらくほとんどの調達・購買担当者の実感ではないか。

何かの製品の図面が出てくるとする。
すると、設計者は「ああ、この部品はすでに○○社と話をしているので、
あとは安くなるように交渉だけやって」と言ってくる。
価格を安くするための勝負は、サプライヤー決定後ではなく、
その事前に決まると、知ってか知らずかそんな依頼だけを受け続けている
調達・購買担当者はたくさんいる。

サプライヤーを自由に決めることができたらどんなにいいだろう、と思いながら、
自分の仕事を変えることもできず、また「資材・調達・購買」とは
その程度だと社内の雰囲気があるから、それに抗えず社内下請けのような
仕事を続けている調達・購買担当者がいかに多いことか。

ある日のことだった。

設計者から電話がかかってきたことがある。
「この仕様は、このサプライヤーしかできない」と言い、しかしながら
「コストは安くするのがお前の仕事だ（大意）」と言い放った。
そこで少し議論を繰り返したが、どうしようもないと思った私は、
「ふざけるな、この野郎！」といって電話を切った。

そのとき周囲の暖かな眼差しといったらなかった(笑)
それ以降、その設計者がどれだけ優しくなったことか(笑)

普段は優しい人間が突然怒り出すと、なかなか効果的である。
そして、それはなんとか自分の尊厳を保つことだろう。
最近、コミュニケーションという言葉が誤用され、単に効率的な伝達だけを
目的としているように思えてならない。

コミュニケーションの基本は、ある種の「勇気」である。


【言語化は、わたしたちの夢を実現させる】

コミュニケーションとは言いたいことも言えずに、
相手のことを思いやるだけのことではないだろう。
真摯にぶつかり、ギリギリの線に勇気をもって立ち向かうことが大切だ。

どうも、最近の20代の調達・購買担当者に欠けているのは、
この勇気のような気がしてならない。
自分の意見も言わない。ぶつかろうともしない。それで、
「設計者がすべてを決める」と文句ばかり言っている。
お前、なめられているだけだぞ、と言ってやりたくなる。
いや、言ってしまった。

相手を尊重しない調達・購買担当者は無視される。
しかし、相手の言いなりにしかなれない調達・購買担当者も
同じく利用され、使い捨てにされるだけだ。
誰が物言わぬ奴を優しく気にかける者などいるものか。

そして、一つ気づいたことがある。
私の周囲だけだろうか、優秀な調達・購買担当者というのは、
「よく話す」のである。
いや、もっと言ってしまえばどんな分野でも一流の人で静かな人はほとんどいない。
これは、「相手の話を聞く」態度と、なんら矛盾するものではない。
相手の話は良く聞く。しかし、自分の考えを述べさせると、とことん話すのである。

おそらく、話すことで自分の思想を固め、そして、その会話の中から
相手の情報を引き出そうとしているからだろう。
言葉は実態ではない。
しかし、その言葉にするというプロセスのなかで、漠然とした目標を具現化し、
達成するのである。
実現するから言葉になるのではない。
言葉にするから、それが意識にあがり、現実になるのである。

たとえば、「30％下がるアルミ電解コンデンサメーカを探す」とか、
そんなことを言っていた調達・購買担当者がいるとしよう。
すると、その調達・購買担当者はたまたま通りすがった展示会や、
たまたま見た雑誌の中で紹介されている
「現行より30％安いアルミ電解コンデンサ」
というフレーズを「偶然にも」発見せざるをえないのである。
普通であれば通り過ぎているところを言語化し意識化していたために、
発見せざるをえないのである。

そのようにして言葉を発する調達・購買担当者は、次々と目標を達成していき、
そうでない調達・購買担当者はこれまでと同じような退屈な終わりなき日常に
埋没していくのである。
これはオカルトではない。
言語化することにより脳が働きだすという、きわめて当然のことなのだ。


【偉人があなたを助けてくれる方法】

言語化すること。それは世の中での気づきを増やすということでもある。
なぜなら、まったく同じことを経験しているのに、ある人は気づき、
違うある人は気づかない、ということこそが奇跡にほかならないからだ。

納期調整の解決策を真剣に考えている人は、ふとテレビで見た
他社の生産システムをきっかけに何らかの回答を導き出すだろう。
海外製品の品質の悪さをなんとか改善したい人は、何かの雑誌で読んだ
他社の海外調達事例に大きな発見をし、そこから自社なりの方法論を導くだろう。

この世には、事実の差異はあまりない。差異の事実があるだけなのだ。
そして、その差異の事実とは個々人の気づきによるところが大きい。

やや神秘的になってしまうものの、問題にぶつかったときに、
それを解決する方法がある。それは、自分がもっとも尊敬する人を想像して
その人を自分の立場に置いてみることである。
誰かは山本五十六を想像するかもしれない（たとえば、である）。
納期調整や絶望的な問題にぶつかったあなたは、頭の中でそっと
山本五十六を自分の代わりにしてみよう。
そのとき、山本五十六は何というだろうか。どんなアクションをとるだろうか。
どのような姿勢と態度で、その絶望の果ての状況を解決しようとするだろうか。

この世の問題のほとんどは、第三者の視点で考えれば解決するという。
それであれば、すぐさま自分の難題というものも、偉人に任せておけばいい。
気づきと発見と、その発意を支える勇気さえあれば
ほとんどのことは大丈夫だ、と私は思う。


【具体的と抽象的】

社会のことについて、無責任な批判を繰り返す人はたくさんいる。
「こうすればいい」「ああすればいい」しかし、自分のことになれば、
その具体性がとたんに消え去り抽象的な悩みの前で非力になりがちだ。

常に自分を動かすのは具体的な事実である。そして、常に自分を止めるのは
抽象的な事実である。

最初に勇気をもってコミュニケーションすることを伝えた。
そして、その勇気を持つために言語化することを勧めた。
最後に、そのような過程で難題にぶつかったら、偉人の力を借りることを勧めた。

ここに貫通して必要とされているのは、何かを具体化する能力である。
こちらの要望は具体的に述べる。具体的に言語化する。解決策を具体的に想像する。
それらは、高い具体思考によって達成されるのである。

「ああ、なんか最近の仕事つまんねえな」と思っている
調達・購買担当者がいたら、一体「仕事の何がつまらなくて」、
一体「どういう風に変えたいと思っているか」を自分のなかで明確化することだ。
そして、その理想を具現化しておくことだ。もちろん、具現化しても、
すぐに変化が起きるかはわからない。しかし、確実なのは、
その具体論さえなければ変わりようがないということと、ほとんどの人は
その具体論を持ち合わせていないから、それを持っただけで他を抜いている。

その具体論を周囲に話し、常に行動し続けることこそが、
すべての調達・購買担当者の扉を開くのである。

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